案の定すでに大きな客船が入港していたヴェネチアはめちゃ混み。それでもようやく陽も傾きはじめる頃、真っ直ぐに歩くこともままならなかった街にも少しだけホッと息をつける空間ができます。この冬はアクアアルタの被害も多かったせいでしょうか。ここのところ急に温度が上がったせいもあってか、運河沿いを歩いていると潮のかおりというより異常に大きくなっている藻のかおりがプ～ンと漂って来ます。
地盤沈下を防ぐ目的で沖合いに造られている堤防の影響かも知れませんね？過去に造られたモンサンミッシェルと陸地を結んだ堤防が自然破壊を起こして今その堤防を取り除く作業が行なわれていることを思うと、将来ここでも同じことが繰り返されるのかなぁ？な～んて考えてしまうのは私だけでしょうか。この美しすぎるヴェネチアを守りたい気持ちは誰もが同じはずですが…自然との共存はなかなか難しいですね。
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