奥様は海外添乗員〜メモリアル

④入院日記~シャワー



ここのところ降ったり止んだり。ひと頃に比べるるとずいぶん暑さも和らいだようですが、まどまだこの先油断なりませんね。ところで今日は主治医の先生に直談判しシャワーを浴びて来ました。ちょっとまだ早いかなとは思ったんですが。考えてみたらウィーンからの長旅から戻ったその足で入院でしょ。なんだかまだ現地の空気をまとったままいるような気分で。最初は「かなり体力いるよ」と渋い顔でしたが「簡単に汗を流す程度にしなさい」と。点滴用の針が刺さったままの腕をサランラップでぐるぐる巻きにしてもらい、いざ。病棟にある浴室には浴槽とシャワー。補助用の椅子なども用意されていて、主治医の許可さえあれば申し出て自由に使うことができます。

ところが普段何気なくやってることに今は本当に体力を使います。服を脱ぐのも補助用の椅子を動かすのも何もかも。ひとつひとちの動作がまるで亀さん状態。で、さすがにシャワーの後はフラフラ。看護士さんが用意しておいてくれたドライヤーで髪を乾かそうにも腕が、ん、あがらん?お年寄りや介護が必要な方たちにとっての入浴がいかに体力と気力を必要とするものか、身を持って体感しました。それでもやっと現地から引きづってきた澱んだ空気を一掃できた気がします。あぁ~でもホント、疲れちゃったぁ(汗)。


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