トロギールを後にやって来たのはスプリット。アドリア海に面したダルマチア地方では最も大きな街です。海岸線に伸びるプロムナードはバカンス客でいっぱい。ここまで来ると完全に南欧の雰囲気。いわゆる〝中欧〝というイメージとは程遠い華やかさに満ちてます。
ところでバカンス客で賑わうカフェの背景に見える古めかしい建物?というかこれ、城壁なんです。この奥に何があるかと言いますと・・・
実は古代ローマ帝国の時代、退位したディオクレティアヌス帝によって造られた宮殿跡。今から1,700年も昔の遺跡が現代でもなお残されているどころか、世界遺産に登録されながら利用されているという、実に興味深い場所です。
遺跡内部はまさにテルマエロマエの世界。ローマに残る遺跡群とはまた異なる趣きがあります。
そんな街だけにこの時季は真っ直ぐ歩くのもままならぬ状態。まるでイタリアに来てしまったかのような錯覚を覚えるほどです。
そんなわけで人混みを避けるように再度海沿いのプロムナードに出るとまたガラリと雰囲気が変わり、この街の人気の理由を実感したり。
お土産を売る露天でさえオシャレに見えます(笑)。ちなみにアドリア海に浮かぶフバール島産のラベンダーグッズは、ダルマチア地方のお土産としてポピュラーなものです。
さあて。そんな街でようやく迎えたフリータイム。夕食までの間、海風を感じながらどこかで食前酒といきますか・・・
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