ベルナーオーバーランドに別れを告げ、ドキドキするような急カーブの連続でやって来たフルカ峠。ローヌ氷河を間近に眺められる峠の中ほどのレストハウスは今日も観光バスや自家用車でいっぱい。近年の温暖化でずいぶん後退してはいるものの氷河をこれだけ間近に眺められる場所は珍しいし、さらに氷河に掘られたトンネルを歩くこともできるとあって、峠が開通する夏場はたくさんの観光客でにぎわう場所だ。
ところでこの峠は野性のマーモットの生息地としても知られるところ。ごつごつした岩がむきだしの急な斜面をのぞきこむと、運がよければ太陽に誘われて巣から出てきた彼らの姿を見ることができる。それでも臆病な彼らだから、あんまりにぎやかだと怖がって巣穴にもぐりこんでしまうんだけど。
久しぶりに彼らに会いたいなぁ…と、斜面をのぞき込んでみたら!おっと、いるいる。この春に生まれたばかりのオチビちゃんまでチョロチョロと。このマーモットはモルモットやプレーリードックのいわば親戚。以前プレーリードックを飼っていた私には、彼らに出会えることがこのスイスに来るなによりの楽しみでもある。愛らしいその様子に思わず人知れず涙した…
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