雪を抱くオーストリアンアルプスをバックにたたずむ山麓の小さな村ハイリゲンブル-トにやって来たのは何年ぶりでしょう。ひょっとするとかれこれ10年ぶりの再訪かも知れません。あぁ、でもこの村の印象はあまりにも鮮明で、その懐かしさに思わずワクワク。さすがにめったに足を延ばすことのないのないオーストリアの隠れ家的存在のこの村は、全く変わることなく私たちを迎えてくれました。
10世紀にビザンチンの官吏が聖なるキリストの血(ドイツ語でハイリゲンブル-ト)を持って旅をしていたところこの地で行き倒れとなったことからこの村の名がついたといわれている村は、シーズン前とあってとても静か。村の中心に建つ聖なる血を収めた教会の鐘の音が村に響き渡ると、まるでお伽話の世界にいるような錯覚に陥ります。そんな村もあと1ヶ月も経てば避暑を楽しむリゾート客でにぎわうのかも知れませんね。いつまでもこの姿を残してほしいと切望してしまう貴重な山麓の村のひとつです。
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