またしても夕方まで居場所のない最終日。どこへ行こうかハッキリ決まらぬままふらりとホテルを出た。自由な時間があっていいねと言われそうだけど、これがなかなか辛かったりもする(汗)。幸いにもお天気だけどどうやら明日から下り坂らしく、やたらにムシムシする。あてどなく歩くのは、ただ単に体力を消耗させるだけになりそうだ。
それでもホテル近くのサンタンジェロ城まで来ると、大道ミュージシャンの楽器の音が響いてきたり、日曜日ならではの市が立っているのが目についたり。それだけで気分はコロリと一転、足が早まっちゃうんだから私も調子がいい。
かつてのローマ皇帝の霊廟であり要塞としての役割も果たしてきた厳つい感じの城は、それでも同名の天使の立つ橋から眺めると何とも美しい。ちなみにあの【ローマの休日】ではダンスパーティーの舞台として登場してる。この城はぜひともこの位置から眺めたい!そんなこだわりを持ちたい場所のひとつ。
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