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アンダルシアではあちこちで目につくオレンジの木。昔から鑑賞用にとパティオ(中庭)に植えられたり街路樹として多用されてきた。春先に白い花を咲かせていた木には今たくさんの実がなってて、ようやく色づき始めてる。
もっともこの国の有名なバレンシアオレンジとは違い甘さはほとんどないから、もっぱらマーマレード用になるらしいけど。手が届きそうなところに鈴なりに実ってるオレンジの実。美味しそうに見えるんだけどなぁ。
実は以前、美味しくないことを確認するために?落ちてた実を口にしてみたことがある。口をすぼめるほどまずくもなかったけど、確かに美味しくもなかった(笑)。この古い街が造られた当時から、ひょっとしたらこんなことが繰り返されてたのかも?そう考えてみるとちょっと可笑しい。
写真:セビリヤのカテドラル(オレンジのパティオと免罪の門)
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