祝日だったこともあり朝からひっそりしていたバードイシュル。ザルツカンマーグートの中でもとりわけ温泉リゾートとして名高いこの街は、あのハプスブルク家でも実質上最後の皇帝であったフランツヨーゼフ(夫妻)が好んで滞在したことでも知られる街です。あぁ、むしろ彼らのおかげで周りの王侯貴族がこぞってやって来た、その影響でここまで有名になったといっても過言ではないでしょう。山々から流れ出る小さなトラウン川のほとりに広がる街はそれでもしっとりとした雰囲気。温泉といっても日本のそれとはずいぶん様子が違います(笑)。
塩分を3%も含むという温泉を楽しめる大きなテルメはしばしの修復工事を終え、ずいぶんと近代的なものに生まれ変わっていて驚きましたが、それ以外の部分は本当に落ち着いた雰囲気。小さなメインストリートには皇帝御用達だったという有名なカフェがあるくらいで、他所に華やかさが見られないところがまたオーストリアンリゾートなるところでしょうか。もっとも街並みの美しさにこの街の豊かさを十分感じられますが。たいていの場合バスで通過するだけの街ですが、こんな街でのんびりするのもアリですね♪
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