昨日は私たちの到着直前に強い雷雨があったらしく、空港内の電機系統はことごとく麻痺状態。せっかく早めに着いたのに飛行機から降りることもできず、降りたら降りたでターンテーブルは止まってしまってるし。思いがけずやたらに蒸し暑い空港内で大汗をかきました。それでも雷雨とともに長いこと居座っていた寒気は去ってくれたようで、ウィーンもようやく春らしい陽気になってくれたみたい。いえいえ、ひょっとすると内陸国だけに突然夏の様相に変わるかも知れません。寒さばかりを気にして荷物作りしてきたのをちょっぴり後悔している初日の朝てす。あぁ、それでも太陽の陽射しの中で葉を広げるマロニエやプラタナスが気持ちよさそう。ともあれお天気なのはなによりです。
さて、日曜日ということもありますが今日明日はキリスト教上の祝日、聖霊降臨祭の連休なので街はとっても静か。このお天気ですからウィーンっ子たちも今日あたりはみな郊外へお出かけするんじゃないかしら。と、そんな心配をよそにガラガラの道路をひた走りやって来たのはドナウの上流にたたずむデュルンシュタイン。ドナウ河流域でもっとも美しいとされるヴァッハウ渓谷の中心となる街です。今日はここからドナウ河クルーズを楽しみますよ。雲は多いながらお天気はまあまあだし、まさにクルーズ日和。美味しそうな？ワイン畑を眺めながらしばしのんびりしましょう。おっと、そうはいかな～い。メルクに到着するまでに復習しとかなきゃ（汗）！
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