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奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗員の苦悩


昨日はSOSの電話が鳴ることもなく、半日よく昼寝ができた。おかげで腰が痛い。ちょっと寝過ぎたかな…

帰国日の今日も出発は10時とうれしい限り。でもそろそろレストランが閉まる前にコーヒーでも飲みに行こうかと思った途端、電話が鳴った。

てっきりお客様かと思いきや、今日同じ便で帰国する同じ会社の添乗員。いったいどうしたの?わざわざ電話してくるくらいだからただ事じゃ~ないよね?

何でも今回のツアー初っ端、お客様の一人が部屋のバスからお湯を溢れさせたそ~な。フンフン、そりゃ~大変だったね。そうなると水浸しになった部屋の絨毯を取り替えたり、もし運悪く下の階まで水が届いてしまったりしたらそちらの分まで賠償しなきゃならない。日本の風呂とは違って排水溝はないから大変だよね。

こんな場合保険に入っていれば、必要書類を揃えておいて後日請求することができるけど、もし入ってなかったらもちろん自腹。結構高額だったりしてエライこっちゃ~だよ。

で、今回も保険に入っていないお客様とホテルとの板挟みになっているらしい。思わずエライこっちゃ~のSOSだった。う~ん、添乗員は何も悪くないのに、何かあるといつだって辛い立場だ。こんな場合、添乗員にできるのはあくまで当事者であるお客様とホテルとの間に入って通訳するだけ。ましてや保険会社との間に入ることもできない。日本人は何でも添乗員に頼るけどそれは間違い。立派な大人なんだから自分で起こした責任は自分で取る!当然のことでしょ!

で、私がどうアドバイスしたかって?それは企業秘密よ、フフフ…


オリーブの葉っぱ

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