奥様は海外添乗員〜メモリアル

ハイデルベルグは初夏のよそおい

          

ライン河の支流であるネッカー河沿いに開けた街ハイデルベルグはヨーロッパの中でもとりわけ古い歴史を持つ大学都市のひとつ。海外からの留学生も多く迎え入れているようで、他の街では見られないような若々しい雰囲気と躍動感が感じられる。そのためだろうか、旧市街から新市街にかけては、若者受けしそうなオシャレなショップも多い。決して大きくはない地方都市としては珍しいくらいに。

とはいえ、大学の校舎もある旧市街の街並みは中世の時代を思わせるものがあって、若者の街という言葉の持つイメージからはほど遠いほどシックだ。これぞ歴史の深いヨーロッパの貫禄って感じ。こんな街で学生時代を送れたらさぞかし幸福だろうなと思う。

週末ということもあってか、街の小さなメインストリートに並ぶカフェは近隣からやって来たとおぼしき家族連れでいっぱい。いつもながらテラス席では気持ちよさそうに日光浴する人たちの姿。どうしてこちらの人たちの時間はこうもゆったりと流れていくんだろう。皮肉なんかではなく心から羨ましいという思いで彼らを横目に、今日も急ぎ足でバスの駐車場へ向かう私(たち)だ。



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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