ポルトガルの首都リスボンは確かに大きな街。田舎を廻ってこの街に入ると、さすがに車と路面電車が入り混じって走るにぎわいにちょっとだけクラクラ。それでも日本なら地方都市ほどの規模しかない街。なんたって北海道と同じくらいの小さな国の首都だもの。
実際街の繁華街となってるほんの一部を除けば、信じられないくらい素朴な風景が広がる。はげ落ちたままの壁、路地裏で立ち話するおばちゃんたちの姿、そしてなにより気持ちよさそうにはためくたくさんの洗濯物。
そう、この街のイメージを路面電車やケーブルカー以外で表すとすれば、たくさんの洗濯物だ。美観を損ねるという理由から観光客が多い地区の洗濯物(を外に干すこと)を禁止する傾向の強いヨーロッパにあってまだまだ庶民の生活が優先される、ある意味貴重な街?
雨が降ろうが風が吹こうが、一向に取り込まれる気配のない洗濯物たち。ポルトガルの人たちのおおらかさを絵にしたような洗濯物に思わず笑がこぼれる。それでもこんな風景も、いつか消えてしまう日がくるのか…
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