「おもやい」

〝老いを楽しく生きるには〟と言うテーマで「おもやい」を運営。

「イノベーション」

2012-12-09 13:30:21 | 日記
12月9日
「イノベーション」

広辞苑によると
①刷新、新機軸
②生産技術の革新だけでなく、新商品の導入、新市場・新資源の開拓、新しい経営組織の実施などを含む概念。
日本では技術革新という狭い意味に用いることが多い」とある。


作家 江上剛氏は、次のように言っています。

【私はイノベーションを「新しい価値の創造」という意味で使っている。
日本の現状を見ると、あらゆる場面で新しい価値を創造していかねばならないという危機感を持っている。】

ドラッカーのイノベーションの考え方を見てみよう。

イノベーションとは、富の創出能力を増大させるもの、全てだという。
そして「供給に関わる概念よりも需要に関わる概念、消費者が資源から得られる価値や満足を変えることと定義することができる」と言う。

既存の資源であろうと、技術であろとなかろうと、物であろうとなかろうと、なんだって構わない。
もち論、ドラッカーはイノベーションを供給側、需要側のどちらの概念で捉えるかはケースバイケースだと慎重に断りながらも、新しい需要、市場を創造するものという考えが強いと思われる。

彼はイノベーションの七つの機会として次のように言う。

"①予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事。
②ギャップを探す。
③ニーズを見つける。
④産業構造の変化を知る。
⑤人口構造の変化に着目する。
⑥認識の変化をとらえる。
⑦新しい知識を活用する。"

予期せぬ成功や失敗などはほとんど気付かないが、それに気づくことが大事なのだ。

           【逆境を吹っ飛ばす江上“剛術”―古典に学ぶ処世訓ー】

最新の画像もっと見る

コメントを投稿