草花 生き物 本のことなど

家族の介護のため自由に外出できる日は少ないのですが、たまに出かけたらお出かけ記録を。それ以外では日々のことを

雑記つめ合わせ

2025-02-09 13:38:00 | 日常


うちの多動な文鳥は水を飲むにもわざわざ犬神家を思わせる逆さまスタイルになる。


甘えん坊で手の中にいると突然おとなしくなる。そしてこの子は他の個体と比べて羽毛が多いのだけどクチバシ周りだけよくハゲる。


席を譲ってほしくて待っている白い後頭部。



酷いニュースを見た。どこにでもいてたくましく生きている彼らが私は大好きだ。被害に遭った中には他の小鳥もいるそうだ。泣いた。それから真っ黒な感情でいっぱいになる。署名を募っていたので行き場のない感情をぶつける勢いで賛同した。

唐突に暖房の話。寒くなる前にプロにエアコンの掃除をしてもらい、これで暖かく過ごせるぞ、ナイス私!と思っていたのに効きが悪い。設定温度を相当上げなければならず電気代のことを考えて八の字眉になる。

もしかして巷間でよく話題になっているサーキュレーターというやつを使ったらこの状況は変わるのか…?一か八か、でも頼むよ!!の気持ちで購入。

対角線上に置き上向きに風を送れとのこと。やってみた。すべて解決した。私だって暖かい空気が上に滞留することくらいは知っていたから風向きを下にしてはいたけどそれでは全然ダメだったのに、サーキュレーターの空気かきまぜ力ときたらどうだろう。巷間で耳にした有益な情報は試してみるものだ。

熱い気持ちを長い駄文でしか書けない

2025-02-07 16:43:00 | 心情
具合の良くない愛鳥の看護を続けている。数時間おきに鳥用おかゆを食べさせて、夜中も自分の枕横にケージを置いて温度管理をしている。本鳥ががんばってくれていて、回復の兆しを見つける度に心が明るくなる。



こちらは元気チームの子。ほっぺが良い。


正面からの真顔も良い。

明日は家族の介護をヘルパーさんにお願いして羽伸ばしができる月に1度の日だけど、今回はどこへも行かずに看護に徹する。まだ具合の良くない愛鳥を置いて出掛けても息抜きどころではない。

ここからはややホットな話題なので別アプリに書いたものを画像として貼り付ける。

なぜなら誰かがその件について知りたくて検索をかけたときに、まかり間違って私の個人的な感想などが出てきて“知りたいのはこういう情報じゃないよ〜”とがっかりさせ無駄な時間を取らせたくないからだ。身構えすぎかもしれないが気をつけるに越したことはない。では画像にてホットな話題に移る。



















最後まで読んでくださった方がおられましたらありがとうございます。感銘を受けたとき、簡潔に伝える文章を書けるようになるべく、たゆまぬ努力をしていきます。

こちらから番組内容を読むことができます↓↓↓ 

指南役の方の著書も番組の影響か話題になっているようです。私も少し前に目にして良さそうなのでリストに入れていたのですが、番組での語り口を見て好きな感じの人だと強く思い早速注文しました。節約って一体・・・

心を込める

2025-02-05 01:08:00 | 日常
先月旅立った愛鳥2羽のために何かしようと薬師寺さんへ写経の用紙を申し込んであった。そこへまた具合の悪い子が出てしまい、てんてこまいをしていたのでまだ写経をできずにいたのだけど今日ようやくできた。




※1枚目と2枚目は用紙がつながっています。
※お手本に重ねて書いています。私はこのような達筆ではありません。

最後の行の『為』とある所にはお願いごとを書くことになっている。元々は供養の為に申し込んだ用紙だけど、旅立った子、闘病中の子、元気いっぱいの子、みんながそれぞれに幸福でいてほしいという願いで書いたのでその通りに記した。1枚で願いすぎだろうか。また写経しますので何卒…

家に仏壇があり欠かさず手を合わせるものの特にどこかの宗派に篤い信仰があるというわけではない。でも小さい頃に「仏さまが見てはるよ」とよく言われたので日常に根付いた信仰心のようなものはある。

本当に困ったり辛かったりするときは「お母さん」と自然に口をついて出る。子どもの頃に亡くなった母がいつも心にあるからだと思う。


その母と薬師寺にて。

今日も闘病中の愛鳥はおかゆをがんばって食べてくれて、普段の餌を自力で啄んでもいた。昨日よりほんの少しだけ元気になったような気がする。そのほんの少しでもうれしい。ゆっくりでいいから回復してほしい。

今日の元気チーム。これは餌箱に入れている餌ではなくおかゆに使う栄養たっぷりの粟玉なので、元気な子が食べると栄養過多になりかえって良くないのだけど美味しいのを知っていて欲しがるのでちょっとだけあげる。


大満足。

今朝は高い空を行く小鷺を見た。水色の空に白い翼を透かしてすーっと飛んでいく姿を見るといつもハッとするようなドキッとするような感覚がする。

あまりに美しく神々しいから。鳥はすごいなあ、これだから鳥が好きだなあと飛び去ったあともしばらく空を見ていた。

また入院患鳥が

2025-02-04 00:44:00 | 日常


こうして30℃前後の温度を保っています。

「がんばってるよ」

ケージに付けているデジタル温度計を見て家族が「テレビみたいでかわいい」と。言われてみれば…ますます入院患鳥という感じ。テレビカード式かな?

…などと書いていられるのも少し状態が回復したから。この子はうちで孵化した5羽きょうだいのうち今も生きてくれている1羽。そして先天的に左目が見えなかったため私が赤ん坊を育てるような気持ちで大事にお世話をしてきた子。この子も私を信頼してくれている。

先月きょうだいが立て続けに2羽も旅立ってしまいこの子は何とか長生きしてほしいと願っていた矢先、様子がおかしい。食欲がなく眠りがちで遊びたがらないという黄信号が前触れもなく点灯。 

この子までいなくなったら私はもう立っていられなくなる。先の2羽のこともあえて現実味を感じないようにしてやり過ごすことで何とか日常を送っているのに。

ワンオペで家族2人の介護、自由がきかない毎日で泣くこともあるけどまた笑えるのは文鳥たちの存在に負うところが大きく、中でもこの子とは心のつながりが深く特別なのだ。それなのにもし今また喪ってしまったら自分がどうなってしまうか自信がない。

それに何だってこれでもか、これでもかと辛いことが続くのか。なぜって、理由はないのだ。知っている。こちらの事情を慮って手加減してくれるほど人生は甘くない。それにしても。 (多頭飼いだが感染症が広がっているというのでもない。そうした症状はみられない) 

とにかくできることをしなければ。旧Twitterで文鳥の漫画を描いておられる方が豊かな経験から作り上げた病鳥のためのおかゆレシピを公開してくださっているので、材料の買い出しに自転車を飛ばす。


これが病鳥のためのおかゆ。栄養満点。こちらが本家のレシピです→ https://x.com/ingwaz_/status/1311582856980750336?s=46&t=9EH3ZXml1AXaKzmRTKhsWA




レシピ内にあるこの商品は即日入手というわけにいかないので常備するのが望ましいのですが、一刻を争うときに手元にない場合もあると思います。


私は今日のところこちらで代用しました。どこのペットショップでも手に入りやすいので届くまでの代用品にするといいのではないでしょうか。


いかにも頼りなく、すぐ目を閉じてしまう子を起こしながら少しずつクチバシへ運ぶ。1回で食べられる量が少ないので時間を開けて何回も作り食べてもらう。

これをくり返していると、おや?おかゆを食べる前より明らかに生気が感じられるようになってきた。えらい!うれしい!がんばれ、がんばれ!!このおかゆレシピを公開してくださっていた漫画家さんへの感謝でいっぱいになる。

明日も入院ケージのそばに張り付いてケアをする。どうか良くなりますように。



元気チームの様子も。「ん?」


「んんん?」

何がそんなに不思議なのか知らないけどかわいいね。

その後の鳥と人

2025-01-30 01:00:00 | 心情
ちょっとの間お休みしますと書いて、さてどのくらいでまた何か書く気持ちになるだろうと自分のことながら見当もつかなかったけど、思ったより早かった。

インターネットに文章を載せるのは私にとっていつも、いつまで経っても、手紙を詰めた小瓶を流すようなもので、伝えたい事柄を書いてはいるけど書くことそのものが大事で、尚且つもしかしたら何処かで誰かが拾って読んでくれるかもしれないというちょっとしたわくわくがあるという行為だ。


訳あって今もとても元気な桜文鳥の「青菜をこんなにきれいに食べたよ、どう?」と言いたげな写真を唐突に挟みます。


※以下、愛鳥を見送った話と火葬する前の写真(強めにぼかしています)も載せていますので、辛い気持ちになるかもしれない方はご注意ください。

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葬儀に連れて行く前。この子に似合いの花。寒い日だったので赤ちゃんのおくるみのようにして包んだ。この後、手紙と餌を入れた。

例によって家を長時間空けられないので葬儀社の車に近くまで来てもらい、環境のいいコインパーキングで火葬をしてもらう(許可をしている自治体でのみ可能)。

この葬儀社さんは山深い場所にあり10年以上前の春にお世話になった際は、ぐるりを囲む山々に山桜が一面に淡い色を敷きつめていた。

自分の落ち度によって愛鳥の天寿を全うさせてあげられなかった悲しみと自責で狂気の淵にいた私は、その景色の中に溶けて消えてしまいたいと思った。引き裂かれるほどのつらさを抱えて夢の中のような景色を見ていた。

そんな半ば錯乱したような飼い主に涙ぐみながら寄り添い、あたたかいお見送りの場を作ってくださった葬儀社さんなので生涯忘れることはない。いつか外出する時間を長く取れるようになったらまた訪れたい。

余談だが数年前より柴犬職員を採用しておられ、この子がいい仕事をしている。私も2度目にお世話になったとき涙をボタボタこぼしながら火葬が終わるのを待つ間、柴犬職員の温かい背をなでることでずいぶん慰められた。

葬儀社のブログでは色々なコスチュームを着せてもらっているかわいい姿を見ることができる。パンフレットの挿絵にもなっている。

専用車での火葬においてはあまり時間を費やすことができないが、それでも気持ちは伝わる。  

「文鳥が好きでたくさんの子と暮らしてきたんですけど、たくさんの子と暮らすというのはそれだけ見送るってことなんですよね」と心情を思わずという感じでこぼした私に「そうですね。でもお見送りをしてあげられて良かったとも言えますからね、遺して先にいく方がつらいですもんね」と返してくださり、それはもう本当にその通りなので言ってもらえて良かった。

それでも立て続けに喪った原因ばかり考えては自責の念に駆られ悲しみに沈んでいたのだが、このgooブログで読んだ記事の中にあったごく短い文章がそんな自分をサッと救い出してくれたのだった。偶々だった。しかしこういうときに人知の及ばないものの力を感じる。その記事の、その文章を読まなければ私は自分を責めることを続けて、愛鳥たちと暮らした幸福な日々に目を向けるのを忘れるところだった。

その文章をスクリーンショットで保存してGoogleフォトのアルバム『覚え書き』に入れた。

文鳥は一時期の半分以下の羽数となって部屋までガランとしてしまったが、それをいつまでも嘆かずに今いてくれる子らをこれまで以上に大切にする。



見送った子の娘にあたる文鳥。

毛玉になったり…

エビになったりと元気です。