草花 生き物 本のことなど

家族の介護のため自由に外出できる日は少ないのですが、たまに出かけたらお出かけ記録を。それ以外では日々のことを

脈略のない日記

2025-01-16 00:00:00 | 日常
ブログを始めてみるとバタバタしていて書けなかった日は何か取りこぼしたような気になる。と、まだ始めて間もないのにいっぱしのことを思っている。それに取りこぼして困るほど特筆すべき出来事もないのだけど。



改めて文鳥の正面顔はかわいいと思う写真を撮った。



家族を病院へ連れて行った帰り。モノレールの1番前に陣取ると小鼻がふくらむほどワクワクする。

連れて行ったのは初めてかかる病院で(かかりつけ医とは別の診療科目だったので)どんな所かなと少し不安があったのだけど、レントゲン技師さんや療法士さんが家族の状態によく理解を示してくださってうれしかった。



これまで見てきた中で最大のさつまいも。左が普通サイズ。オーブンで焼き芋にしてみる。あんまり大きいので味の見当もつかなかったけど食べてみたら甘くておいしかった。



昨年から有料会員となったオーディオブックのアプリが2024年の振り返りを見せてきた。聴いた本の表紙が置かれた画面はどういう理由でこのチョイスなのかよくわからない。全然好きでなかった本も入っているのでぼかし加工をした。


上橋菜穂子さんを1番長く聴いたらしい。確かに2024年は上橋菜穂子さん再発見イヤーだった。


それは聴きすぎだろうと思うけど私は眠るときもオーディオブックをかけながら眠り、時々タイマーを忘れて流しっぱなしにしてしまうため、その時間も含まれているものと思われる。ただ11月はつづきが気になって仕方ないミステリを聴いていたからというのも理由のひとつかもしれない。

オーディオブックというものについてはシリーズ「2024年の振り返り」でも書こうと思っている。日常に取り入れてみて発見したことなどを。

ここ数日のその他

○友達からメッセージが来たので家族を病院へ連れて行くところだと返すと、ねぎらいにドーナツチケットをSNSで送ってくれた。家族喜ぶ。友達ありがとう。

○病院でかなり時間がかかり皆が腹ぺこの極みに達していたため、ショッピングモールで昼食を取る。私は天丼とミニざるそばのセットにした。何度も「おいしい!」と言ったほどおいしかったけど店員さんが許容範囲を超えて威圧的かつ横柄だった。何か嫌なことでもあったのか。

○昼食後、友達がくれたチケットでドーナツを買う。家族はうれしさのあまり病院での疲れも吹き飛んでいた。ドーナツ屋さんは夢も売っている。

○永眠した文鳥の空っぽのケージへ、つい目をやってしまう。いないとわかっていても習慣で。寂しいと痛烈に感じるのはこういうとき。

お見送り

2025-01-13 15:11:00 | 日常
※本日は飼い鳥の葬儀について記しています。読むことで辛い気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんのでご注意ください。

1月10日に永眠した愛鳥のお見送りをしてきた。朝、愛鳥への手紙を書いた。それから毎日食べていた餌をポチ袋サイズの袋に入れた。

次に花を買いに行った。あの子に似合うものをと真剣に選ぶ。クチバシの色のようなカーネーション、羽のように白い小菊、そして私の好きなブルースターにした。


入りきらなかったのでジャムの瓶に飾ったもの。


程よい長さにカットしていると、ブルースターから白い液が。おぉブルースターよ、あなたはこれを出す花だったのね。植物乳液という名称があるのを初めて知った。

棺代わりのきれいな箱の中、ふわふわタオルの布団、ティッシュの枕で眠っている愛鳥を手に取り、なでたり匂いをかいだりする。生前と同じメープルシロップの甘い香り。

名残を惜しみながら箱へ戻し周りに手紙、餌、お花を置く。ブルースターは植物乳液が出るので残念だけど入れないでおいた。  

葬儀をしてくれる方から電話が来たのでバッグに箱の中で眠る愛鳥を入れて、指定の場所まで自転車で向かう。近頃は訪問火葬といって家の付近まで来てくれて専用車で火葬をしてくれる。

本当を言うと霊園でお見送りをしたいのだけど、介護が必要な家族のために長く家を空けられないので来てもらえるのはありがたい。

担当者がとても親切な人でホッとする。樹木に囲まれた場所に専用車を停めて葬儀。お焼香も準備してくれていた。火葬炉を閉じる前には十分に時間を取ってもらえたので、悔いのないようたくさんなでたり話しかけたりした。それでも火葬炉の扉が閉じられると悲しみが溢れてくる。

晴れた空の下でポツンと立って泣く。泣いた目で明るい景色を見ると酷く眩しい。そのうち傍の木に鳥が次々やって来た。ムクドリ、ヒヨドリ、シロハラまで。それぞれの鳴き声でなぐさめてくれているかのよう。

小さい体なので短時間で火葬が終わり次はお骨上げ。お骨にも面影が残っていてかわいいと感じる。鼻を詰まらせながら拾い上げ細かいものは刷毛で集めた。

担当の方にお礼を言い、自転車をそーっと運転しながら家へ帰った。これまで何羽も見送ってきたけど担当者がいい人だと良いお見送りができたな、と寂しくもあたたかい気持ちが胸に残る。


文鳥なのにムンッと鳩胸。仲の良かった桜文鳥と。この桜文鳥も昨年見送った。

イケブンぶりがよく分かる1枚。なんとキリリとした顔。

上の写真の桜文鳥のケージは住鳥不在のまま、まだ片付けられずにいる。今日見送った子のケージはその隣にあるのだけどやっぱりしばらく片付けられそうにない。空っぽのケージを2つ並べておく方が寂しいだろうか。私は思いきりが良くない。

冬のポカポカ

2025-01-12 10:12:00 | お出かけ記録
昨日はヘルパーさんに家族の介護をお願いして外出できる月に1度の羽伸ばし日だった。しかし一昨日愛鳥をうしなったばかりで悲しくて何をする気も起きないから外出はやめてしまおうかと迷った。迷った末に、こんな時だから少し無理をしてでも外に行こうと決めて冬の植物園へ。


花が少ない冬だからか、かわいい見せ方もしてあって楽しい。すずめサイズになってあの真ん中の道を通ってみたい。


小川に橋の影がくっきりと。そして影まで元気の無い私。




しんとしている。落ち葉を踏むクシャッという音が大きく聞こえて一歩ずつソロリと歩く。







ワライカワセミが住む木なんだって。パネルの中の表情がはにかんでいるようでかわいい。
※訂正:住むのではなくこの木に咲く花の蜜を吸うとのこと



憧れのセンダンの木。あなたに会いに来ましたよ。これはまだ大木にはなっていないけど実が生っている姿もやはりきれいだった。



高く見えないけどそこそこ高いオブジェ兼遊具(?)にひとりクルクルと上った。




あ、卵たちが捕らわれている!後ろの小屋が黒幕のアジトか!


木のてっぺんと同じ目の高さ。クルクルと降りて地上へ。


本当に人がいない。虹色橋(と私は呼んでいる)にも誰もいない。 


うすぼんやりとしか撮れなかったヒヨドリ。 

双眼鏡で木を見ていたらメジロが樹液飲みのはしごをしていた。せわしなく店を渡り飛ぶ。オオバンは池で盛大にバシャバシャやっていた。ヒヨドリはいつも通り元気で、しきりにへぇー!と叫んでいた。どんな耳寄りな話を聞いたのか。

私が出口に向かっているとこれから散策されるのであろう高齢のご夫婦が手をつないでにこにこと歩いて来られた。もらい幸せをする。

帰りの電車内で2歳くらいの目がきらきらして好奇心いっぱいという感じの愛らしい女の子が斜め向かいにお母さんと座っていた。目が合ったときに私が面白い顔をするとキャッキャと笑いながらお母さんの膝に顔をくっつけて恥ずかしそうにする。かわいいのでいっぱい面白い顔をして見せた。

えいっと出掛けて正解だった。元気になったとは言えないけど、行かなければもっとふさいでいただろうから。そして植物園は花がなくても木々の間を歩くだけで十分に良い。

日々はつづく

2025-01-10 15:05:00 | 心情
文鳥がたくさんいる我が家。その中の1羽が数日前から急に体調を崩したので慌てて保温をして様子を見守っていた。

今朝いつものように「体調どうかな?おはよう」と声をかけながらおやすみカバーを開けたら永眠していた。

昨晩は放鳥時間にもケージから出たがらないのでよほどしんどいのだろうと心配していたのだけど、文鳥の健康の目安とされているクチバシは色が良かったのでまさか翌朝目を覚ましてくれないとは思いもしなかった。うちで孵化した子でヒナの頃からかわいがってきた。もっと一緒に居たかった。

放鳥時間に出てこなかったので水浴びもできず、その代わりにあたためた布でお尻だけきれいにしてあげた。

そして手の中でふわふわの羽をなでてメープルシロップの香りの首元に鼻をうずめて「かわいいね、いい子いい子」と話しかけた。気持ち良さそうに目を閉じていた。

悲しく寂しい。心がずっしりと重い。文鳥が永眠するといつも、もっとしてあげられることがあったんじゃないかと自分を責める。悲しみの形が持っていて辛くないように丸くなるのを待つ。早く笑って思い出してあげられるように。



文鳥の中でも猛禽タイプのキリッとしたイケブンだった。


でも好物の野菜を食べるといつも盛大に襟を作ってしまうお茶目なところもあった。

2024年の振り返り〜植物編②〜

2025-01-09 13:38:47 | お出かけ記録
今季初の最強寒波とかで大阪ですら雪だるまマークが予報に出ている。小鳥を始め外の生き物たちはがんばるんだよ。少し差し入れをする。

今日は振り返りの第2弾。シリーズ化した。いや、3回くらいはやらないとシリーズと言えないか。寒いのであたたかく気持ちよい季節でいってみる。昨日書いた栴檀にひとめ惚れ!のような劇的なものではないけど楽しかったお出かけの1日を写真と共に振り返る。4月の植物園。




これだけでポカポカの記憶が甦る。八重桜が歩道沿いにズラーッと並んでいて、なんて幸せなんだろうと心が弾んだ。遠目で見ると色もふわふわ具合も綿菓子にそっくりで“綿菓子の木”と別名をつけた。安易ネーミング。







次はネモフィラ。ネモフィラフェスティバルの期間中だった。しかし少しだけ早かったようで、最も見頃の時期の写真では海のようにネモフィラが広がっているのに対して、まだ本気ではないのが見て取れた。それでも十分愛らしい。






チューリップも園内あちこち、色とりどりに咲いていた。写真の紫の子と背丈の低い子たちが特に気に入った。ちびっ子チューリップは初めて見る品種だった。




トキワマガリバナも園内のいたる所で咲いていた。私はこういう花が好きだ。小さい花が集まって1つの花になり、それがまた大勢で集まってにぎやかにしているようなのがかわいい。




もみじの花。もみじに花が咲くのは知っていたが目線の高さからすぐ近くで見たのは初めてで感激した。




この日は椿もたくさん撮ったので、もっと椿が主役になっている写真もあるのだけど、これは何を隠そうハトの写真なのだ。椿の側でハトたちがやたらいそがしそうに土をホリホリ、ホリホリしていて、見ていて声を出して笑ってしまった。とにかく夢中なのだった。1番左の子のように股引きもお尻も丸見えにしてるハトは数知れずだった。








こっちが椿の写真。

この日の植物園は桜効果なのか色んな国の人が訪れていて、みんな熱心に写真を撮っていて良かった。人出もダントツで多かった。春の良さを全身で味わって、浮かれたまま帰路に着いた。