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陶芸家・桑田卓郎個展ー銀のしずくー

2011年10月30日 00時45分47秒 | インフォメーション
陶芸家・桑田卓郎個展ー銀のしずくー



こんばんは、あなたのブースターヤスミンです。

今夜はヤスミン一押しの陶芸家桑田卓郎氏とその作品展についてご紹介します。
写真は桑田さんのお気に入り、金彩点滴皿です。
そのほかの写真は、フォトチャンネルをクリックしてくださいね。
桑田さんと素敵なお仲間たち、そして作品の一部を公開させていただきました。
桑田さん、関係者の皆さん、ありがとうございました。


黒田陶苑10月29日~11月3日(木)
AM11:00~PM07:00 
31日(月)は定休日
中央区銀座7-8-6
03-3571-3223



ヤスミンが桑田さんの作品に初めて触れたのは、実は最近です。
9月に六本木の新国立美術館の展覧会に行き、帰りの休憩に寄った某有名ホテルのお土産屋さんで(お土産屋さんというにはあまりにも凄過ぎる作品が並んでいましたが。)、なかでもとびきり活きのいい、キュートでセクシーな湯呑に出会ったのです。

vividなカラーのボディに、とろりと垂らしたプラチナ部分のふちが、いかにも口当たりが美味しそうな感触でした。

その印象の強烈さに感激したヤスミンが、さっそく作家さんにメールで感想を伝えたところ、すぐに返信を頂き、今回の個展開催を教えていただいたのでした。


さて、もうすでに始まっている個展ですが、プラチナやゴールドを溶かした釉薬をアクセントにした非常に豊かな作品群になっておりますので、皆さんもこの連休中のお出かけに銀座を巡られるときには、ぜひ黒田陶苑さんにお立ち寄りください。
1階は常設されている魯山人のうつわのかずかずが、2階の展示室には桑田卓郎氏の可愛らしく、しなやかな存在感を漂わせた素敵な陶磁器たちが、あなたをお待ちしていますよ。


さらに、今回は素晴らしい出会いを頂きました。
個展初日だったので、作家の桑田さんとお目にかかれるかな??
期待して行ったのが大正解で、作品の解説や製作過程なども詳しく伺うことが出来ました。
トークショーにて、ほかのお客様とも和気あいあいとお話しくださるなかで、桑田卓郎さんの創作活動の原点はストリートダンスだったとか、普段遣い用の器を製作しながら、ご自分の感性にフィットするものを探求しながらの創作を始められて、現在のスタイルの器になっていったことなど、作家さんご本人の口から語られる言葉がすべて興味深いものでした。

なかでもヤスミンの心に残ったのは、以下の3点。
・陶芸とは日本古来からある伝統的な芸術ではあるけれども、その時代、そこに生きている人たち、モノに対する使い方や感じ方は変化していくものだから、自分もその変化を感じ取って吸収して、作品に反映していきたい。
だけれども、言葉には出来ない自分のなかでの芯は確実にあって、作品の姿は多様ではあるのだけども、お客様には「桑田さんの作品だ、ってすぐにわかったよ。」と言われる。
やはり作品というのはそのように自分がありのままに映し出されるものだと思う。
・陶芸家の道を進んだのは、やはり子供のころから図工などの創作活動が大好きで、それはずっと変わらなかったから。音楽やダンスにも高校生のころに夢中になり、芸術大学に入ってからも徹底的に遊び倒してきたけれど、それがあってこその今の作品がある。
真面目に言われたことばかりの勉強をしていたら、つまらない作品しか作れなかったと思う。
・同世代の陶芸家たちの活躍は刺激になる。自分がすこしだれてしまっているときに、誰それが海外コンペで金賞を取ったなんて聞くと、自分もやるぞ!という気になる。(注・桑田さんご自身も日本テーブルウェア大賞受賞者です。)
同じ陶芸家の先輩たちにお世話になったことを、自分の後輩たちにいま返している。

これ、ヤスミン流の出力の仕方で、かなりパキパキした印象の話に変換されていますが、ご本人はゆったりとした独特のリズムが心地よいお話の仕方をされて、作品があれだけチャーミングなのは、当然なのだろうなあと思わせる、都会的でこなれたお洒落が似合っていました。

途中からいらっしゃった、海外コンペで金賞を受賞された柳井友一さんとのトークセッションも、芸術家同志の交流を垣間見ることができ、とても楽しかったです。

ヤスミン、ちゃっかりとお写真をたくさん撮らせていただきましたので、皆さんもご覧ください。
実物を手に取って眺めることができるのが、コンテンポラリー作品の魅力だとも思うので、ぜひぜひ、会期中に黒田陶苑さんまでお越しください。

写真はずーっと下のほうにマウスをスクロールしてみてくださいね!
初対面にもかかわらず、一緒に仲良く語らってくださった、芸術家のたまご、伊藤智恵美さん(お名前を裏切らない so cute な女性でした)と甲斐秀志さん(黒い帽子をかぶっている。業界ではうつわ男子として名高いそうです)。
先に活躍している桑田さん、柳井さんのあとに続いて世界に飛び出してください!!
撮影に協力してくださった黒田陶苑の鈴木さん(絶賛ツィート中)、ありがとうございました!!


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