我が在所は宿場町だから、古い建物が多い。それらが再開発なんかで取り壊されるとこんなのが見られる。
道から奥に続く細長い建物。

道から奥に続く細長い建物。
所謂うなぎの寝床、ってやつだね。
きっと、間口で税金の多寡が決まっていたのだろう。京都が有名なうなぎの寝床だが、実際に見ると、ほんとうに長い。
小父さん、農村の生まれだから、こういう建物って、あまりなかったよね。
流石に曲家とかじゃなかったけど、小さい時、囲炉裏とか五右衛門風呂とかある、典型的な古い農家だったし。農家は、正方形に近い長方形で陽射しを稼ぐ為に東西に少し長く、広い庭が作業場。
あぁ、うなぎの寝床って坪前はあっても広い庭がないから取っ付きにくいんだね。農家と商家の違いだねえ。