◎はるの散歩路◎

   黒柴はる14歳♂体重19.5㌔
    垂れ耳がチャームポイント♪ 
     ☆杉さんち出身犬☆

♪ いくよ~~ありがとう ♪ 

2008-05-21 | ちょっといい話♪

今日はではなく、

 私が子供の頃、学校から帰ってきたら・・・

生まれて まだ1ヶ月のインコの赤ちゃんが我が家に来ていた。

全身真っ白で首も やっと持ち上げる・・名前を【 ちー】と名づけた。

とってもかわいい  おかんが連れて来たのだった。

翌年今度は、全身まっ黄色のインコを連れてきた【 ぴー】と名づけた。

二羽はとても仲良し。

 夜になると部屋の戸を閉めて 部屋中を自由に飛ばせた

とても楽しそうに毎晩飛び・・籠に入りたがらなかった。

ある日 おかんが ベランダで籠を掃除してた時、

ほんの隙をついて【ちー】が飛んで行ってしまった。 

必死に探したが見つからなく・・・

数日が経ち諦めかけていた・・まさに その時私の友達が【ちー】らしき鳥を捕まえて保護してる人がいる!!との情報をくれた。 

大急ぎで行ってみるとよれよれになった【ちー】でした。

お礼を言い我が家に連れてきて籠に入れたとたん【ぴー】

ギギギギギギギーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と鳴きだした。それは 正しく【ちー】を怒っているみたい。

(どこに行ってたんだあ!!!!!!どんなに心配してたか!!!)と。

言っているように聞こえました。

【ちー】は籠の隅で、ジーッとうつむいていました。

 

ギギギギギギーーーーーーは夕方まで続きました。

『もう許してあげな・・無事帰ってきたのだから・・』

と思わず言ってしまいました。

そんな、大空を飛んで奇跡的に帰ってきた【ちー】も我が家に来て

12年目に・・・・旅立ちました。

残された【ぴー】は 少し元気がなくなりました。 

きっと淋しい気持ちだったのでしょう。 次の年のある朝方・・・・・・眠ってた 

 

おかんは 【いくよ~~ありがとう ♪】

 

と言う声ではっ!!と目が覚めた。

・・・思わず時計をみたら・・・午前3時

・・・ 不思議な気持ちだったが また眠りについた。

いつものように6時 起床・・・

 

 籠の中で【ぴー】亡くなってた。 

その体は まだ温かく・・・あの声は【ぴー】 のお別れのメッセージ

だったのだ。と

生き物達は 皆 最後は声なき声で お別れを言っているのかもしれません・・・

 【ありがとう 楽しかったよ♪】 

あれから

随分 年月が流れたが・・・

いまも 鮮やかに 

おかんの心に 生きてる言葉

 【いくよ~~ありがとう】

 

いつもはるわんクリックありがとうございます

にほんブログ村 犬ブログ 黒柴犬へ