気が向いたら・・・

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挨拶

2022-01-24 09:23:39 | 日記
まだ赤茶けた土、
ロゼットの葉、
それでも花茎を伸ばし、
タンポポは咲く。
厳しい寒さの中、
蕾まで用意している。
ガンバレ!


「挨拶」

「こんにちは」って、
あなたは言う。
「こんにちは」って、
わたしは答える。
今のわたしを見つけてくれた君に、
心の中で、
「ありがとう」。

「さようなら」って、
あなたは言う。
「さようなら」って、
わたしは答える。
明日のわたしを待つ君に、
心の中で、
「ありがとう」。

「挨拶」って、
君と僕との確かな繋がり。
「挨拶」って、普通っぽいけど、
愛の始まり。


祈り

2022-01-18 13:42:59 | 日記
先日、ある神社にお参りに出かけた。
家内安全、無病息災...、お願いしてきた。
祈りって何だろう?

わがままにも似た願いの言葉?
みんなと同じセリフ?
自分の決意?
知らない人への讚美?
・・・。
神様は何でも知っているなら、
感謝の言葉だけでいいと思っていた。

孫の成長を見ながら、
少しだけ解った。


祈り
孫は爺を見て、泣き出した。
孫は爺を見つけて、逃げ出した。
孫は爺に話しかけるようになった。
孫は爺にほほえむようになる。
孫は爺にわがままを言うだろう。
みんな、孫の祈り。
いつも、爺は優しく見ている。
いつも、爺は笑顔で答える。


大事な事は、
見えない何かに手をあわせること、
どんな言葉も笑顔で受け入れてくださる。

わたしの輪廻

2022-01-07 07:55:50 | 日記
日溜まりにイヌノフグリが咲いていた。
かわいい花なのに、名前が少し気の毒。
目立たないこの小さな花は、
どこから来て、どこへ行こうとするのだろう。

わたしもどこから来て、どこへ行くのだろう。


わたしの輪廻

私は混沌だったときがある。
言葉も意志もなく、
空間も時間もない。
光も闇もなく、
ただ、私はあっただけ、なのだ。
あるとき、私の秩序を求めた。


私は秩序だったときがある。
秩序は間違いのない法則となり、
空間が生まれ、時が流れ始める。
光は闇を作り出し、
広さは重さを作った。
あるとき、私は自由を求めた。


私は今、自由となった。
秩序の中でもがいたり、あらがったりしながら、
秩序を暴こうとしたり、崇めたりもした。
あるときは鬼のように、またあるときは仏のようになる。
結果、矛盾という言葉も生み出した。
矛盾は大きくなるにつれてぼやけていき、
ついには、愛という自由に反するような言葉も生み出した。
あるとき、私は愛による繋がりを求めた。


この先、私は繋がりになるだろう。
どんなものなのか、それは、秩序の中の言葉では表すことができない。
敢えて言うならば、あたたかく心地の良いものであろう。
幸せという言葉が似合うのかもしれない。
その後、私は何を望むのだろうか。
また、その先はどうなるのだろう。

いずれ、全てに倦んで、また混沌を望むのかもしれない。


明日を祈る。

2022-01-05 10:06:47 | 日記
ホトケノザが咲いていた。
こいつは12月には咲いているのをよく見かける。
春の花?というより、私にとっては年末年始の花。
それを見ながら、退職前の、今年の年賀状の挨拶を考えた。

明日に祈る。
旧い物語の終わりに喜び、
新しい物語の始まりに、また、喜ぶ。
懐かしい思い出のあの人に、
今、共に歩むあなたに、
心をこめた、感謝の言葉。
ありがとうございます。
まだ見ぬ未来を祈る。
明日、天気になぁれ!

明けましておめでとうございます。
皆様の御多幸、お祈り申し上げます。


ゆったりと自由であれ。

2021-12-15 13:43:59 | 日記
バグワン・シュリ・ラジニーシ
この人のことはあまり知らない。
ただ、あまり褒められた人ではない、と言う話は聞いたことがある。
ずっと昔、まだ、私が中学生か高校生か、あまり覚えがないが、その頃。
少年誌(何かは憶えていない)に連載されていた、ジョージ秋山という人が書いた漫画(たぶん、銭ゲバだったと思う)の中でラジーニシの言葉が出ていた。
若かったその頃、漫画よりもこの言葉が忘れられなかった。
大人になって、偶然に「存在の詩」という長い文章に触れた。その中に、若い頃に触れたジョージ秋山の漫画に出ていたこの言葉があった。
紅葉も散って、散った葉が川に流れていく。その景色を眺めている。
新しい人生の始まりを前にした、今、もう一度ゆっくりとその言葉を味わってみたいと思った。

ゆったりと自由であれ。
この言葉をできる限り深く心に刻んでおきなさい。
この言葉に自分を貫かせるのだ。
ゆったりと自由であれ。
あらゆる状況にあって
あなたは悠々と流れる水のように。

水のように自由であれ。
水はコップに注がれればそのコップの形をとる。
水は抵抗しない。
水は瓶に注がれれば、瓶の形をとる。
水には抵抗などというのもはない。
水は自由だ。
水のように自由でありなさい。

あるときあなたは南に行かなくてはならず、
またあるときは北に向かわなくてはならないだろう。
あなたは方向を変えければならない。
状況に応じて流れなければならない。
しかし、
もしあなたが何処へ流れるかさえ知っていれば、
それで充分だ。
海はそう遠くない。