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筆いっぽんで、墨の濃淡やかすれ、にじみなどを使い分けて、大小の丸を描く《和・モダン》。
*書くというより、やはり描くの方が合っているように思います
ほとんどの皆さんが、悩みながら筆を運びます。
そして、出来上がった台紙に押し花を入れる時も、やはりピンセットを持ったまま、しばらく手が止まる光景がよく見られます。
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教室で、私やスタッフが悩むのは、指導者として、どこまで作品に手を入れるかです。
〔手や口を出し過ぎれば、ご本人の作品にならない 〕かといって〔ご自由に作画してください〕ばかりでは、教室に通う意味がない・・。
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この日はお二人だけでしたので、ほぼマンツーマンのレッスンとなりました。
そこで、日ごろ生徒さんが沢山の時には出来ない、
【レッスン時間の半分以上を、ご本人が、何を迷っているか、どんなデザインにしようとしているかを、黙って見つめる 】ことにしました。
1、ほとんど手が動かない状態のときに必要なアドバイス。
2、ある程度、仕上がったときに必要なアドバイス。
この2つのアドバイスを、生徒さんの様子を見ながらさせて頂いた結果、お二人とも、ご自身の満足度の高い作品になりました
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本当は、こんなふうに、ゆとりのあるレッスンが、いつも出来ることが理想なんですが・・・・・。
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