小川が好きです。
市内近所、交通量の多い幹線道路を一歩入った住宅街、崖沿いに流れる精進川(しょうじんがわ)、いいっすね。
でも、以前は、コンクリート護岸の状態だったそうです。
コンクリ護岸を壊して、今のいい感じの川に蘇った精進川。
、、看板の掃除までは行き届いてないかな、、
世の中のコンクリ護岸の小川、絶対これやった方がいい! 市街を流れる護岸の川を見るたびに思います。
街の中に、こんな川が流れてたら、自然を感じて癒されるし、いいよな〜って。
でも、大雨、台風で川が溢れて浸水被害、、数年ごとに起こる恐れはありますよね、、だから護岸、簡単には撤去できない。
なぜ精進川は、それが出来たのかと言うと、上流に放水路があって、増水の時はそのバイパスを通して豊平川に水が流れるようになっているからなんですよね〜。
護岸を取り除いたこの辺りの流れは、放水路の下流にあたるので、水量が大きく増えることはない。だから護岸を撤去することができた訳です。
おかげで、こんな風景が街中にある。
秋にはサクラマスも戻ってくる。手で触れるし。住宅街の中で。
一方、同じく近所を流れる望月寒川(もつきさむがわ)
絵に描いたような三面コンクリート張りの、残念な川、、
護岸のコンクリのデザインを見ると、相当昔からこの状態だったように見受けられる。戦前かいな?
こんなのさっさと撤去しちゃえ〜!と思ってましたが、やはり洪水が問題なわけで。
この望月寒川、市街地を縫うように流れてて、しかも河川敷がほとんど無いため、洪水問題が絶えないようです。
普段はこんなに水が少ないのにね〜、、
しょうがないのかな、、と思っていたのですが、実はこんな計画が進んでいたとは。
で、近所のすぐ近くに、あったのが、まだ工事中の取水口。
増水した時は、ここから水が地下トンネル放水路を通って、豊平川に放水されるようになる。
つまり、望月寒川のここから下流は、洪水が起こりにくくなるわけです。
その危険性をどう判断するのか、、なのですが、放水トンネルが完成したのちには、ぜひ、ここから下流の護岸撤去〜自然河川への回帰に取り組んでほしい!行政に切に願います。
以前、ネットで、この放水路トンネル事業の行政の進捗計画書のようなものを、探してみたことがありましたが、事業の「効果」に触れる記述で、河川の自然護岸への整備、魚類の回帰を目指す云々、、のような一文がありました。
やっぱり人の考えるところは、一緒なのかなと。ちょっと期待が持てました。その実現がなるべく早くあって欲しいもんです。
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