
思い立ったが吉日。
高尾山へレッツワンダーフォーゲル。
カメラ持った、タオル持った、長袖も一応脇に抱え、いざ出立しました。
はじめての京王線でも挫けません。
新宿より47分の道程で到着する高尾山口駅。
麓で焼き餅を食べつつ、1番道を登ろうと決めました。
ケーブルカーやリフトなど邪道だからです。
鍛えた身体を一番フル稼働させて、いきなり急な坂道を登る。
坂を走るのではなく、歩行するのは結構な負担が掛かります。
肺に息を吸い込みつつ、ゆっくりと意識を周囲に広げる。
足はどう動いているか、体勢は崩れていないか。
きちんと意識して、ゆっくり確実にペース配分を守れば楽なハズだと言い聞かせながら登山路を行きます。
ほどなく15分ほども歩けば平坦な道に。
ケーブルカーなどを使った方々のための
随分楽チンなので薬王院前でぶどう酢入りソフトクリームを食しました。
あんまり関係なさそうですが、美味だったので許す。
そこからはずっと苦もなく頂上までノンストップでした。
ここが頂上かーと噛み締めつつ、シャッターを一通り切ったらすぐさま下山。
だって、人が沢山でなんとなく長居したくなかったのですもの。
下山時は別のルートで帰ってみようと、釣り橋がある方面へ。
途中出会った老夫婦が会う方会う方に挨拶をされていて、
山では挨拶だ!と気付いて僕も続いて挨拶。
出先では、こういう出会いと出来事が素晴らしい。
釣り橋を越えて、ずんずん進んで行くと蛇滝の看板発見。
滝!マイナスイオン!と興奮気味にまたずんずん下る。
しかし、考えが甘かったのです。
道が細く、獣道のようなルートを下るのはかなり膝に負担が・・・。
着いたときには膝が笑っていました。
滝は信仰者以外立ち入り禁止でしたので全景は観られず。
そこから更に下ると県道入り口に出てしまい、駅とはまったく逆方向へ出てしまったのです。
体力的に厳しい状態で、甲州街道を迂回して帰らねばならない不幸とでも云うのでしょうか。
しかし、それも天の采配か。
こんな写真が撮れた事に感謝感激。
狙って早々取れるものでもないので、これは思わず感動してしまいました。
こういったハプニングも歓迎しつつ、
辛苦と共に登山する楽しみのようなものが分ったような気がしました。
また来月にでも登りに行きたいと思える良い登山でした。