年末年始をぐーたら過ごし、欲望の赴くまま暴飲暴食を繰り返し、寝ころんでテレビを眺めうたた寝など貪って「ああ幸せだなぁ」などど呟いていたら、とんでもないことになっていた。
久しぶりに体重計に乗ったら、目を疑うほどの驚愕の数値をはじき出したのだ。
血圧も危険領域に突入していた。
クリスマスに北横岳へ行ったときまでは、きちんと体重管理ができていたのに。
人間、堕落するのは早い。ダメ人間すれすれ、いやすでにダメ人間完成である。
これは山に行って毒素を抜くしかあるまい。
正月三が日は、寝正月を決め込むつもりだったが、そんなことを言っている場合ではなくなった。
1月3日は早起きして三頭山へ。
朝8時に開園する予定の都民の森は、正月のため駐車場が使えない。
200mくらい戻って、空きスペースに停めた。
コースは、都民の森→鞘口峠→三頭山(東峰・中央峰・西峰)→ムシカリ峠→三頭大滝→都民の森。
おなじみの周回コースだ。
体の調子を整えるために軽めの山を選んだつもりだったが、想像以上に身体がなまっており、鞘口峠につくまでの20分間ですでに青息吐息。
胃がむかむかして気持ち悪くなり、もう帰りたくなってしまった。
ここで帰ったら、本当にダメ人間になってしまうので、我慢して先へ進む。
気温はマイナス2℃くらい。
全身から肉汁があふれ、ふくらはぎはずっと痛い。
頭がくらくらしながらも、ようやく三頭山(東峰)にたどり着いた。
景色を見ているようで、目がかすんで見えない。
幸い登山者にはほとんど出会わなかったので、よかった。
こんなゾンビのような姿を見られたら、間違いなく警察か保健所に通報されていただろう。
三頭山(西峰)から見えた富士山がご褒美。
チョコレートとテルモスのお湯で、ようやく正気を取り戻した。
ムシカリ峠からの下山は、沢沿いのため寒い。
日陰には雪が残っている。
三頭沢は凍って美しい造形を見せてくれた。
三頭大滝も9割くらい凍結していた。
いいものが見られた。
ヘロヘロになりながら下山し、温泉に直行。
数馬の湯は数年ぶりだ。なんだか施設が綺麗になった気がする。
福引を引いたら湯呑み茶碗が当たった。
春から縁起がいい。
疲れ切った体に温泉が沁みた。
体重計に乗ったら2キロも減っていた。
なんだか全身のむくみも取れた気がする。
だが、これくらいではデトックスは完了したとは言えない。
1月5日は、棒ノ嶺へ。
ルートは、さわらびの湯→有馬ダム→白谷沢→ゴンジリ峠→棒ノ嶺→ゴンジリ峠→滝ノ平尾根→さわらびの湯。
こちらも周回コース。
標高は低いが、今日は寒波が一層強く張り出しているせいか、おとといよりも寒い。
刺すような冷気が張りつめていた、
藤懸の滝まではほぼほぼコースタイム通り。
三頭山のときより体が軽い。
登山の効果が出ていることを実感。
凍結が心配された白谷沢だったが、あぶなかったのは一か所のみ。
そこもクサリを掴んで、凍った岩を跨げば問題なく通れた。
岩茸石を通過すると、いよいよ寒気がきつくなってきた。
私の肉汁をたっぷり吸いこんだタオルは、ガチガチに凍ってこの通りピンと立ってしまう。
ゴンジリ峠で小休止。
チョコレートとお湯でカロリー補給。
ここまでくれば、山頂まではあと20分弱だ。
けっして急がずゆっくり登る。
登り始めてから2時間20分で山頂についた。
コースタイムは3時間20分なのだが、これはかなり甘めの設定だろう。
距離も累積標高も三頭山よりきつい筈だが、体感的にはかなり楽だった。
エクササイズは人を裏切らない。
滝ノ平尾根の下山は、膝を気遣いながらゆっくり下りたので、コースタイム通り1時間50分掛かった。
ずっと樹林帯なので、特に見るべきものも無く、写真も無し。
下りながら温泉のことしか考えていなかった。
ということで、ゴールはさわらびの湯。
JAF会員は、100円割引でお得。
温泉に浸かったら、どっと疲れが出た。
身体もかなり冷えていたようで、急に温めたら全身が痒くなってきた。
温熱蕁麻疹というやつだろう。冬期登山あるある、である。
だいたい20分くらいでおさまった。
体重計に乗ったら、ようやく元に戻った。
とりあえずデトックス山行二連発は、それなりに効果があったようだ。
これで水分補給すると、やや体重超過になるのだろうが、それより2回の山行で基礎代謝が元通りになることを期待している。
新年早々、自堕落な生活は健康によくないことを改めて学んだ次第である。
久しぶりに体重計に乗ったら、目を疑うほどの驚愕の数値をはじき出したのだ。
血圧も危険領域に突入していた。
クリスマスに北横岳へ行ったときまでは、きちんと体重管理ができていたのに。
人間、堕落するのは早い。ダメ人間すれすれ、いやすでにダメ人間完成である。
これは山に行って毒素を抜くしかあるまい。
正月三が日は、寝正月を決め込むつもりだったが、そんなことを言っている場合ではなくなった。
1月3日は早起きして三頭山へ。
朝8時に開園する予定の都民の森は、正月のため駐車場が使えない。
200mくらい戻って、空きスペースに停めた。
コースは、都民の森→鞘口峠→三頭山(東峰・中央峰・西峰)→ムシカリ峠→三頭大滝→都民の森。
おなじみの周回コースだ。
体の調子を整えるために軽めの山を選んだつもりだったが、想像以上に身体がなまっており、鞘口峠につくまでの20分間ですでに青息吐息。
胃がむかむかして気持ち悪くなり、もう帰りたくなってしまった。
ここで帰ったら、本当にダメ人間になってしまうので、我慢して先へ進む。
気温はマイナス2℃くらい。
全身から肉汁があふれ、ふくらはぎはずっと痛い。
頭がくらくらしながらも、ようやく三頭山(東峰)にたどり着いた。
景色を見ているようで、目がかすんで見えない。
幸い登山者にはほとんど出会わなかったので、よかった。
こんなゾンビのような姿を見られたら、間違いなく警察か保健所に通報されていただろう。
三頭山(西峰)から見えた富士山がご褒美。
チョコレートとテルモスのお湯で、ようやく正気を取り戻した。
ムシカリ峠からの下山は、沢沿いのため寒い。
日陰には雪が残っている。
三頭沢は凍って美しい造形を見せてくれた。
三頭大滝も9割くらい凍結していた。
いいものが見られた。
ヘロヘロになりながら下山し、温泉に直行。
数馬の湯は数年ぶりだ。なんだか施設が綺麗になった気がする。
福引を引いたら湯呑み茶碗が当たった。
春から縁起がいい。
疲れ切った体に温泉が沁みた。
体重計に乗ったら2キロも減っていた。
なんだか全身のむくみも取れた気がする。
だが、これくらいではデトックスは完了したとは言えない。
1月5日は、棒ノ嶺へ。
ルートは、さわらびの湯→有馬ダム→白谷沢→ゴンジリ峠→棒ノ嶺→ゴンジリ峠→滝ノ平尾根→さわらびの湯。
こちらも周回コース。
標高は低いが、今日は寒波が一層強く張り出しているせいか、おとといよりも寒い。
刺すような冷気が張りつめていた、
藤懸の滝まではほぼほぼコースタイム通り。
三頭山のときより体が軽い。
登山の効果が出ていることを実感。
凍結が心配された白谷沢だったが、あぶなかったのは一か所のみ。
そこもクサリを掴んで、凍った岩を跨げば問題なく通れた。
岩茸石を通過すると、いよいよ寒気がきつくなってきた。
私の肉汁をたっぷり吸いこんだタオルは、ガチガチに凍ってこの通りピンと立ってしまう。
ゴンジリ峠で小休止。
チョコレートとお湯でカロリー補給。
ここまでくれば、山頂まではあと20分弱だ。
けっして急がずゆっくり登る。
登り始めてから2時間20分で山頂についた。
コースタイムは3時間20分なのだが、これはかなり甘めの設定だろう。
距離も累積標高も三頭山よりきつい筈だが、体感的にはかなり楽だった。
エクササイズは人を裏切らない。
滝ノ平尾根の下山は、膝を気遣いながらゆっくり下りたので、コースタイム通り1時間50分掛かった。
ずっと樹林帯なので、特に見るべきものも無く、写真も無し。
下りながら温泉のことしか考えていなかった。
ということで、ゴールはさわらびの湯。
JAF会員は、100円割引でお得。
温泉に浸かったら、どっと疲れが出た。
身体もかなり冷えていたようで、急に温めたら全身が痒くなってきた。
温熱蕁麻疹というやつだろう。冬期登山あるある、である。
だいたい20分くらいでおさまった。
体重計に乗ったら、ようやく元に戻った。
とりあえずデトックス山行二連発は、それなりに効果があったようだ。
これで水分補給すると、やや体重超過になるのだろうが、それより2回の山行で基礎代謝が元通りになることを期待している。
新年早々、自堕落な生活は健康によくないことを改めて学んだ次第である。
初めまして!こんにちは!
コメントありがとうございます。
文脈をほめていただけるなんて、光栄です。
細々と続けているブログですが、とても励みになります。
作家の夢なんて素敵ですね。
今から目指したっていいんじゃないですか?