弱々しいスーパーヒーローを主人公にした異色作。ドジばかりのアナウンサーが、掛けると驚異的なパワーを発揮することができるメガネを手にしたことから正義の味方として活躍する。特撮ヒーロー番組「天装戦隊ゴセイジャー」で主演を務めた千葉雄大が、気弱なヒーローである主人公を快演。共演に、『東京PRウーマン』などの山本美月、『ライアの祈り』などの鈴木杏樹、『タイムスクープハンター』シリーズなどの要潤ら。勇気を振り絞って戦いに身を投じていく主人公の姿に、真のヒーローの在り方を考えさせられる。
あらすじ:ジャパンテレビに入社して3年目、朝の情報番組「フッシュワイド」でサブMCを務めているもののミスばかり繰り返している谷口正義(千葉雄大)。仕事以外でもうだつが上がらず、同じ局の報道部に勤めている幼なじみの祐子(山本美月)にひそかな思いを抱いているが、空回りしてしまう。そんな中、取材先で奇妙なガラスを手に入れた正義は、それをレンズに加工してメガネを作ってみることに。出来上がったメガネを掛けると、突如としてこれまでにないパワーが自身の体内に宿る。
<感想>お客さん、私一人で貸切状態でした。特撮ヒーロー番組「天装戦隊ゴセイジャー」なんてTV観ていなかったので、主演の千葉雄大くんのことは知りませんでした。映像が特撮出身のキャストが多数共演したアクションシーンは、ヒーローに変身したテレビ局のサブMCの千葉雄大くんが、爆破テロを企てる悪の組織に挑む物語で、それなりに見れました。
普通の人間のヒーローものでは、日本では「ウルトラマン」とか「仮面ライダー」が有名ですが、ここでは、主人公が取材で隕石の落下現場へレポートに行き、鉱石のような物を見つけ、その後にカミナリが落ちてビリビリと主人公の身体に落ち、父親が後ろから何者かに押される残像が見えるのだ。
で、見つけた謎のガラス板に触れた主人公は、あらゆる能力が飛躍的に発達。隣の幼馴染の、山本美月扮する祐子ちゃんの裸が透かして見える超能力が羨ましいです。
その上、強靭なパンチや残存思念を読み取ることが可能になるのだ。やがて、主人公は、ガラス版を父親の形見のメガネにレンズを加工して、アメコミ・ヒーロー「Mr.マックスマン」に変身するようになるわけ。
主人公の正義が、父親の自殺という死に方に不信感を覚え、亡くなった場所へ行ってみると、そこで父親の死ぬ間際の残存思念を読み取り、父親が、要潤で、何者かに背中を押されて交通事故死にみせて殺されたことが判明する。
主人公の母親には鈴木杏樹が、同じ職場で働く幼馴染の女性祐子には山本美月と、美人が主人公正義の後押しをしてくれている。
そして、白昼の工場爆発事件が発覚し、テロによるものか?と政府の見解が揺れる。そこへ、“マックスマン“参上、血のついた包丁を持ち犯人が逃走、警官を投げ飛ばし、犯人の口が黄色で臭いのだ。洗濯バサミを鼻に挟み、犯人を倒す“マックスマン“後はまかせますと消えようとするも、無様な格好で、赤いジャージで谷口正義が、ダサイ赤いユニホームでカッコ悪い~し。
今度は、TV局の大臣の乗っているエレベーターが故障して途中で止まってしまったのだ。エレベーターに赤いジャージの谷口正義が、今助けますからって。それが、この大臣の姿を見て、一瞬、頭に残存思念がよぎり父親が殺された犯人が分かるのです。裏金に気づいた父親が殺された訳が。
クライマックスの爆弾が仕掛けられて、爆発寸前、絶体絶命のピンチで、爆弾が付いたテーブルを持ち上げて空へと投げつける、空中爆発して、バカ力に拍手です。
幼馴染の祐子ちゃんともキスをして上手くいったし、いつもの王道ヒーローもの的な展開ではありますが、といっても「スーパーマン」や「キック・アス」とは違い、空を飛ぶわけでもなく、超能力といってもパワーで吹き飛ばすわけでもなく、しかし、バカ力とか、か細い身体で戦う姿に応援したくなります。でも本格的なアクションシーンに期待するとがっかりしますからね。
最後の方では、仮面ライダーみたいに“マックス・エキサイトマン“の立派で派手な衣装の、ライダーが出て来て、それはムキムキの筋肉マンで、しょぼい赤いジャージの”マックスマン”が大丈夫と思うようなシーンもあります。ですが、変身シーンが意外にかっこよく、それに、これは笑えましたね、興奮もしました。「待ってました!」的な、掛け声をかけたくなる。まぁ、これはテレビドラマでも良かったかもです。DVDが出たら見て下さいな。
2015年劇場鑑賞作品・・・222映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:ジャパンテレビに入社して3年目、朝の情報番組「フッシュワイド」でサブMCを務めているもののミスばかり繰り返している谷口正義(千葉雄大)。仕事以外でもうだつが上がらず、同じ局の報道部に勤めている幼なじみの祐子(山本美月)にひそかな思いを抱いているが、空回りしてしまう。そんな中、取材先で奇妙なガラスを手に入れた正義は、それをレンズに加工してメガネを作ってみることに。出来上がったメガネを掛けると、突如としてこれまでにないパワーが自身の体内に宿る。
<感想>お客さん、私一人で貸切状態でした。特撮ヒーロー番組「天装戦隊ゴセイジャー」なんてTV観ていなかったので、主演の千葉雄大くんのことは知りませんでした。映像が特撮出身のキャストが多数共演したアクションシーンは、ヒーローに変身したテレビ局のサブMCの千葉雄大くんが、爆破テロを企てる悪の組織に挑む物語で、それなりに見れました。
普通の人間のヒーローものでは、日本では「ウルトラマン」とか「仮面ライダー」が有名ですが、ここでは、主人公が取材で隕石の落下現場へレポートに行き、鉱石のような物を見つけ、その後にカミナリが落ちてビリビリと主人公の身体に落ち、父親が後ろから何者かに押される残像が見えるのだ。
で、見つけた謎のガラス板に触れた主人公は、あらゆる能力が飛躍的に発達。隣の幼馴染の、山本美月扮する祐子ちゃんの裸が透かして見える超能力が羨ましいです。
その上、強靭なパンチや残存思念を読み取ることが可能になるのだ。やがて、主人公は、ガラス版を父親の形見のメガネにレンズを加工して、アメコミ・ヒーロー「Mr.マックスマン」に変身するようになるわけ。
主人公の正義が、父親の自殺という死に方に不信感を覚え、亡くなった場所へ行ってみると、そこで父親の死ぬ間際の残存思念を読み取り、父親が、要潤で、何者かに背中を押されて交通事故死にみせて殺されたことが判明する。
主人公の母親には鈴木杏樹が、同じ職場で働く幼馴染の女性祐子には山本美月と、美人が主人公正義の後押しをしてくれている。
そして、白昼の工場爆発事件が発覚し、テロによるものか?と政府の見解が揺れる。そこへ、“マックスマン“参上、血のついた包丁を持ち犯人が逃走、警官を投げ飛ばし、犯人の口が黄色で臭いのだ。洗濯バサミを鼻に挟み、犯人を倒す“マックスマン“後はまかせますと消えようとするも、無様な格好で、赤いジャージで谷口正義が、ダサイ赤いユニホームでカッコ悪い~し。
今度は、TV局の大臣の乗っているエレベーターが故障して途中で止まってしまったのだ。エレベーターに赤いジャージの谷口正義が、今助けますからって。それが、この大臣の姿を見て、一瞬、頭に残存思念がよぎり父親が殺された犯人が分かるのです。裏金に気づいた父親が殺された訳が。
クライマックスの爆弾が仕掛けられて、爆発寸前、絶体絶命のピンチで、爆弾が付いたテーブルを持ち上げて空へと投げつける、空中爆発して、バカ力に拍手です。
幼馴染の祐子ちゃんともキスをして上手くいったし、いつもの王道ヒーローもの的な展開ではありますが、といっても「スーパーマン」や「キック・アス」とは違い、空を飛ぶわけでもなく、超能力といってもパワーで吹き飛ばすわけでもなく、しかし、バカ力とか、か細い身体で戦う姿に応援したくなります。でも本格的なアクションシーンに期待するとがっかりしますからね。
最後の方では、仮面ライダーみたいに“マックス・エキサイトマン“の立派で派手な衣装の、ライダーが出て来て、それはムキムキの筋肉マンで、しょぼい赤いジャージの”マックスマン”が大丈夫と思うようなシーンもあります。ですが、変身シーンが意外にかっこよく、それに、これは笑えましたね、興奮もしました。「待ってました!」的な、掛け声をかけたくなる。まぁ、これはテレビドラマでも良かったかもです。DVDが出たら見て下さいな。
2015年劇場鑑賞作品・・・222映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング