パピとママ映画のblog

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ゲッタウェイ スーパースネーク★★

2014年09月24日 | アクション映画ーカ行
妻を誘拐された元レーサーが、名車であるマスタング・シェルビーGT500スーパースネークを駆使し決死のカーチェイスに挑むカーアクション。ヒットメーカーのジョエル・シルヴァー製作総指揮のもと、『ダンジョン&ドラゴン』などのコートニー・ソロモンがメガホンを取る。主演はマスタングのファンを自任するイーサン・ホーク、共演に『スプリング・ブレイカーズ』などのセレーナ・ゴメスら。CGを排し、70台のカメラと22人のスタントマンが結集して撮影されたアクションシーンは迫力満点。
あらすじ:見知らぬ男から妻を誘拐したという脅迫電話を受けた元プロレーサーのブレント(イーサン・ホーク)。男に指示されるまま、指定の地下駐車場に置かれたマスタング・シェルビーGT500スーパースネークを盗み、猛スピードで暴走し街中を大混乱に陥れる。途中、車の持ち主だと話す少女(セレーナ・ゴメス)が同乗してくる。警察の追跡を振り切りながら男が次々に出す指令に従い、ブルガリアの首都ソフィアを爆走するブレントだったが……。

<感想>愛する妻を人質に取られた男が、最速のスーパーカーに乗って街中を爆走する。舞台がなぜか東欧ブルガリアの首都ソフィア。全編に渡ってカーチェイスばかりですから、アメリカのLAとかニューヨークでは採算がとれなくてと思ってか、それでも行ったことのないブルガリアなので、街並みや風景が綺麗なので楽しかったです。
謎の男の命じるまま、交通ルールを無視して街を暴走する。市内を大混乱に陥れる始末。ブレントが引退後に、一時犯罪に手を染めていたことを、知っている男。主演のイーサンは、殆ど車の中にいての楽ちんな役まわり。敵の車や、パトカーをクラッシュさせる。130台もの車をクラッシュさせたというから驚きですね。

でも、イーサンはきっとあまり運転技術はダメな方ではないかしら。だから、カーチェイスシーンでは、殆どスタントマンでの映像ですね。問題は、どうして奥さんが誘拐されたのか、始めはオジサンの声(ジョン・ヴォイト)が、車の画面からの指図で、どういった展開になるもんかと持っていたら、ぽっちゃり目のセレーナが乗り込んできた。この車は、父親にバースディ・プレゼントに買ってもらった大事な特別仕様車だというのだ。

イーサンの車に乗り込んできたのは、この車の持ち主で、投資信託銀行のCEOの娘というセレーナ・ゴメス。ジェームズ・ブランコの「スプリング・ブレイカーズ」に出ていたぽっちゃり美人。これがこの映画の伏線なのだ。
で、車のモニターの声の主からの指図で、あっちこっちと振り回されて、発電所へ向かい停電にするように命令される。イーサンが車を発電所の中へと踏み入れようとすると、変圧器に触れると車がどうなるか知っているの、と怒られてしまった。

同乗して来た娘は発電所の制御室から警察への通報を試みるも、その発電所には謎の男の手によって、爆弾が仕掛けられていた。発電所は大爆発して、市内はすべて停電となる。その爆発からかろうじて逃げ延びたイーサンと娘は、謎の男の狙いを知って驚く。
最後は、便乗していた娘の父親の銀行に行き、娘がPCとか機械関係に熟知しているので、銀行へ行くも、システムドライブを移動するという。犯人たちもバイクでやってきている。すばやくセレーナがドライブを盗む。

そして、逃げるも追い掛けて来るバイクを、車で飛ばして行く。電車のホームを暴走するし、真っ暗だし、貨物が爆発するし、セレーナがイーサンに車から降りるよう言う。自分の車なので、前のバンパーに付いてるコブラのバッチみたいなのは、カメラだった。それを動画画面にして、追跡して来る犯人たちの車とかを写し、ライブ配信とはね。頭いい娘だ。
しかし、敵もバズかー砲みたいな、ロケットランチャーみたいなので発砲してくるからたまったもんじゃない。あんなのに当たったら木端微塵になるよ。声の主のジョン・ヴォイトが、最後に顔を見せてくれる。
最後は、その銀行のドライバーと引き換えに奥さんと交換ということになる。
みるからにマスタング・シェルビーGT500スーパースネークはかっこいいです。でも、どちらかというと、主人公はイーサンではなくて、個人的には故ポール・ウォーカーか、スティーヴン・ドーフに演じて貰いたかったです。彼らならもっと展開をエキサイティングしてくれているでしょう。実にカーチェイスシーンが多くて、どちらかというと「ワイルド・スピード」シリーズの方が見ごたえあるので、ちょっと映像に疲れて興醒めしちゃった。
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