パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

サバイバー ★★★

2015年10月17日 | アクション映画ーサ行
「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ主演のサスペンス・アクション。テロリストの汚名を着せられ、政府当局や殺し屋から追われながらも、ニューヨークのタイムズスクエアを狙った大規模なテロ計画を阻止するために、たった一人で奔走するヒロインの活躍を描く。共演はピアース・ブロスナン。監督は「Vフォー・ヴェンデッタ」「推理作家ポー 最期の5日間」のジェームズ・マクティーグ。『エンド・オブ・ホワイトハウス』などのアンジェラ・バセットらが共演。ラストまで息もつかせぬ展開に手に汗握る。
あらすじ:ロンドンのアメリカ大使館に着任したケイト(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止める任務を受ける。ある日、彼女は不審な人物の入国を察知するが、そのことが原因でテロリストの時計屋(ピアース・ブロスナン)に狙われる。その後、ケイトは爆弾テロの巻き添えを食った上に、テロの実行犯に仕立て上げられ……。

<感想>爆破テロ犯人のぬれぎぬを着せられ、国際指名手配犯として追われる女性外交官をミラ・ジョヴォヴィッチが演じて、未曽有の危機からアメリカを救おうと孤軍奮闘する姿を描くサスペンス。

冷酷なテロリスト役には『007』シリーズなどのピアース・ブロスナンが扮して、今までにないアクションを披露しているのも見どころの一つです。
その他には、ケイトの上司サムにディラン・マクダーモットが、アンダーソン警部に、ジェームズ・ダーシーが、クレイン大使にアンジェラ・バセットと、年の瀬のロンドンからNYのタイムズスクエアへと股にかけた、恐るべきテロ計画の行方を描いている極上のサスペンス・アクションを展開する。
ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるケイトの任務は、英国経由でアメリカに不正入国するテロリストたちを阻止することだ。
ある日のこと、彼女はバランという医療関係者の査証申請に不審を抱き独自に調査を開始する。すると、イギリス警察から抗議の電話が入るが、彼女の能力を評価している上司のサムは、イギリス警察の抗議を撥ねつけるのだ。

すると、その直後、ケイトたちアメリカ大使館の人たちが行ったレストランで、爆破テロが勃発。ケイトは、プレゼントを買いに出て命が助かったが、いつの間にか彼女は爆破テロ犯人のぬれぎぬを着せられてしまうのだ。

犯人は“時計屋”と呼ばれる凄腕の殺し屋ピアース・ブロスナンで、ケイトの後をGPSを頼りに執拗に追いかけてくる。地下鉄のホームで殺し屋に狙われた彼女は、地下鉄の下の地下道へと逃げ延びる。そして、今度は、アメリカ大使館の同僚であるビルに命を狙われる。
しかし、ビルの拳銃を奪い反対にビルを射殺してしまう。それが監視カメラの映像に映る。
たちまちケイトはイギリス警察、アメリカ大使館から指名手配され、それにテロリストからも追われるはめになるとは。

街中に張りめぐらされた監視の目を逃れ、米国大使館へと侵入したケイト。そこで彼女はバランと“時計屋”の本当の狙いが、NYのタイムズスクエアでの、巨大テロであることを知る。それは、年末のイベントであるタイムズスクエアでの行事、巨大球体に電気を燈すことである。それに特殊なガスを注入され、その球体を”スナイパー時計屋”が撃つのだ。100万人が集まっている年末の人混みの中を、ケイトは一人でそれを阻止できるのだろうか。

アメリカ大使館の中では、サムだけが味方なのだが、頼りないのだ。ケイトは自分の力で乗り切ろうと頑張るのだ。
さすがに普通の女性では、こういう役回りは出来ないであろうアクションの連続。ミラ・ジョヴォヴィッチならではの運動神経を活かしてのアクションに見惚れてしまう。
結局は、“時計屋”がスナイパーよろしく球体めがけてライフルを撃つのだが、さすがの『007』のピアース・ブロスナンでも、「バイオハザード」のアリスには適わないのだ。ミラ・ジョヴォヴィッチと格闘のすえに、ビルの屋上から落とされてしまうとはね。
それにしても、2012年の「バイオハザードV リトリビューション」以来、続編を観ていないが、2017年の1月公開予定の「バイオハザードVI ザ・ファイナル」が待ち遠しいです。
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