ヒーローになりたいと願うゲームの悪役キャラクターが、少女とゲームの世界を救うため活躍する姿を描く3DCGアニメ。
監督は、『ザ・シンプソンズ』シリーズのリッチ・ムーア。声の出演は、「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」のジョン・C・ライリー。2012年アニー賞にて作品賞、監督賞を含む最多5部門を受賞。
あらすじ:1982年に誕生したレトロなゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の30周年パーティにも呼ばれなかった、アクション・ゲームの悪役キャラクターのラルフは、悪役でいることに我慢ができなくなり、自分のゲームを飛び出してしまう。ヒーローになるためにはゴールド・メダルが必要だと知ったラルフは、兵士のふりをして「ヒーローズ・デューティ」に侵入。ここはバーチャル・シューティングゲーム。巨大昆虫のサイ・バグを撃墜させながら、惑星の森をぬけ、99階の頂上で見事にメダルを手に入れる。
そして、ラルフはお菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に迷い込み、不良プログラムであるためレースに出場できない少女ヴァネロペ(サラ・シルヴァーマン)と出会う。嫌われ者のラルフと仲間はずれのヴァネロペは、次第に友情を育んでいく。
しかし、ゲーム界の掟を犯すラルフの脱走は、ゲームの世界全体に災いをもたらすことになる。ゲームのキャラクターたちがパニックに陥っているなか、“シュガー・ラッシュ”とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を知ったラルフは、ヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変えるために立ち上がる……。 (作品資料より)
<感想>これまでの人気ゲームを映画化した作品は数多くあったが、ゲームのキャラクターたちが一同に集まるという驚きをアイデアを実現させた本作。物語の舞台は、ゲームセンターが閉店後の「ゲーム機の中の世界」分かりやすくいうと、ゲーム版「トイ・ストーリー」ってこと。
人間たちが遊ぶゲームには「裏の世界」があり、キャラたちは自分を「演じている」という設定が超斬新です。あるゲームの悪役キャラに嫌気をさしたラルフが、別のゲームで出会った少女、ヴァネロペと絆を育む物語を軸に、さまざまなゲームキャラが大騒動!
懐かしのゲーム「パックマン」「スーパーマリオ」から、「ストリートファイター」、セガのマスコット「ソニック」まで、一瞬だけ出てくる人気キャラを発見する楽しみもあり。特に一番のハイライトは、パステルカラーな、お菓子の国を舞台にしたカーレースの場面。タイトルともなった「シュガー・ラッシュ」というカーレース・ゲームでは、プレイヤーはエントリーされたレーサーから1人を選んで走行するが、運転テク以外にも勝敗の分かれ目がある。そしてゲーム・セントラル・ステーションでは、様々なゲームのキャラが行き交うターミナル。ゲームからあぶれた“失業キャラ”もいるが、別のゲームに侵入できないように厳しく監視されている。
子供向きかと思いきや、ファミコン世代にも胸キュン!こんなゲームの裏側の世界を、映像にしてくれるなんて。自分もゲームの中に迷い込んだかのような奥行のある映像が最高です。ゲームマニアじゃなくてもストーリーに引き込まれるのは、さすがディズニー・アニメ。全世界共通の挿入歌をAKB48が担当するなど注目のポイントも満載。
しかも、短編「紙ひこうき」は繊細なモノクロ映像でつづられた、紙ひこうきが結ぶ恋物語。ディズニー短編には珍しく大人のテイストが魅力で、涙もんです。今年のアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
そしてさすがディズニー、映像美とストーリーはやっぱり最高!たえまなく心に感動が駆け巡って鳥肌もんでした。ただ3Dで観なかったのが悔やまれます。この映画は是非3Dでご覧ください。
2013年劇場鑑賞作品・・・60 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
監督は、『ザ・シンプソンズ』シリーズのリッチ・ムーア。声の出演は、「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」のジョン・C・ライリー。2012年アニー賞にて作品賞、監督賞を含む最多5部門を受賞。
あらすじ:1982年に誕生したレトロなゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の30周年パーティにも呼ばれなかった、アクション・ゲームの悪役キャラクターのラルフは、悪役でいることに我慢ができなくなり、自分のゲームを飛び出してしまう。ヒーローになるためにはゴールド・メダルが必要だと知ったラルフは、兵士のふりをして「ヒーローズ・デューティ」に侵入。ここはバーチャル・シューティングゲーム。巨大昆虫のサイ・バグを撃墜させながら、惑星の森をぬけ、99階の頂上で見事にメダルを手に入れる。
そして、ラルフはお菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に迷い込み、不良プログラムであるためレースに出場できない少女ヴァネロペ(サラ・シルヴァーマン)と出会う。嫌われ者のラルフと仲間はずれのヴァネロペは、次第に友情を育んでいく。
しかし、ゲーム界の掟を犯すラルフの脱走は、ゲームの世界全体に災いをもたらすことになる。ゲームのキャラクターたちがパニックに陥っているなか、“シュガー・ラッシュ”とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を知ったラルフは、ヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変えるために立ち上がる……。 (作品資料より)
<感想>これまでの人気ゲームを映画化した作品は数多くあったが、ゲームのキャラクターたちが一同に集まるという驚きをアイデアを実現させた本作。物語の舞台は、ゲームセンターが閉店後の「ゲーム機の中の世界」分かりやすくいうと、ゲーム版「トイ・ストーリー」ってこと。
人間たちが遊ぶゲームには「裏の世界」があり、キャラたちは自分を「演じている」という設定が超斬新です。あるゲームの悪役キャラに嫌気をさしたラルフが、別のゲームで出会った少女、ヴァネロペと絆を育む物語を軸に、さまざまなゲームキャラが大騒動!
懐かしのゲーム「パックマン」「スーパーマリオ」から、「ストリートファイター」、セガのマスコット「ソニック」まで、一瞬だけ出てくる人気キャラを発見する楽しみもあり。特に一番のハイライトは、パステルカラーな、お菓子の国を舞台にしたカーレースの場面。タイトルともなった「シュガー・ラッシュ」というカーレース・ゲームでは、プレイヤーはエントリーされたレーサーから1人を選んで走行するが、運転テク以外にも勝敗の分かれ目がある。そしてゲーム・セントラル・ステーションでは、様々なゲームのキャラが行き交うターミナル。ゲームからあぶれた“失業キャラ”もいるが、別のゲームに侵入できないように厳しく監視されている。
子供向きかと思いきや、ファミコン世代にも胸キュン!こんなゲームの裏側の世界を、映像にしてくれるなんて。自分もゲームの中に迷い込んだかのような奥行のある映像が最高です。ゲームマニアじゃなくてもストーリーに引き込まれるのは、さすがディズニー・アニメ。全世界共通の挿入歌をAKB48が担当するなど注目のポイントも満載。
しかも、短編「紙ひこうき」は繊細なモノクロ映像でつづられた、紙ひこうきが結ぶ恋物語。ディズニー短編には珍しく大人のテイストが魅力で、涙もんです。今年のアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
そしてさすがディズニー、映像美とストーリーはやっぱり最高!たえまなく心に感動が駆け巡って鳥肌もんでした。ただ3Dで観なかったのが悔やまれます。この映画は是非3Dでご覧ください。
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