『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』をはじめ、『トワイライト』シリーズのベラ役で一躍スターダムにのし上がり、今や若手No.1女優となったクリステン・スチュワート。他の様々な作品に出演しつつも、どことなくお嬢様イメージの強かった彼女だが、だいぶ前にDVDが発売となった映画『ロストガール』では、何と10代のストリッパー役に果敢に挑戦している。
あらすじ:娘を亡くした中年男ダグ。彼は仕事で訪れたニューオリンズで、娘と同じ年頃のマロニーと出会う。10代ながら身寄りもなく、ストリップと売春で生計を立てているという彼女を、放っておけないダグは、「体の関係はナシ」という条件で金を払い、更生させようとするが、・・・。(作品資料より)
<感想>劇場未公開作品。「ブランケット&マクレーン」に続いて監督2作目となるジェイク・スコットは、巨匠リドリー・スコットの息子。本作では「トワイライト」シリーズの若手女優クリステン・スチュワートが主演に、「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニと、「ザ・ファイター」のメリッサ・レオというベテラン演技派が共演した感動のヒューマンドラマ。原題が「Welcome to the Rileys」ライリー家にようこそって、平凡なタイトル。だからなのか、邦題とパッケージを目立つようにしたのですね。
「トワイライト」シリーズで一躍トップスターに躍り出たクリステンでしたが、最近はあまりハリウッド映画では観ることができません。たまに未公開のDVDで発見するのですが、もっと活躍して欲しい女優さんです。
娘を交通事故で亡くし、それ以来妻は外出することを嫌い、一歩も外へ出ない。そんな奥さんに愛想をつかし、近場のレストランの女と浮気をしていて、仕事でニューオリンズへ一緒に行こうと誘う。家の中から出たがらない奥さんは、そんなことになっているとは気付いていない。だが、その浮気相手の女が急死する。
仕方なく仕事仲間と一緒にニューオリンズへと、そこでストリッパーのマロニーと出会う。クリステン・スチュワートが10代の娼婦役に、親の愛を知らずに育ち、売春で生計を立てているストリッパーという役を、影のある荒んだアバズレ女の表情を見せながら、ダンスも披露する。
そのマロニーを見て、亡くなった自分の娘に似ていることから、生活の面倒をみるようになるのだが、彼女にしてみればテイのいいパトロンと思っている。アパートを借りているのだが、部屋の中は汚いし、洗濯物も、キッチンの荒い物も、それに一番汚かったのがトイレ。やはり女性は、台所とトイレは奇麗にしないとね。
掃除用具を買い求め、太めの中年おじさんが、自らトイレ掃除をする姿には感心しました。そんなおじさんの姿を見ても素知らぬふりの彼女。普通の娘のように清潔にして、言葉使いも汚い言葉を使うなと叱るも、うるさい「あんたは父親じゃない」と、けんもほろろだ。
中々帰ってこない夫からの電話、暫くこっちにいると言う。さては女でも出来たのだろうと、やっと家から外へ出る決心をする妻。車の運転もあっちへぶつけ、こっちへぶつけと危ない。それでもやっと夫のいるニューオリンズまでやってきた。
妻のそんな勇気に驚く夫は、妻を迎えに行きマロニーを紹介するのだが、亡くなった娘みたいな女と一緒に住んでいるのを見て怒ってしまう。それでも、夫の話を聞き、自分も力になろうと決心する奥さん。
女は女の体の悩みとか、ダグに言えなかったことを相談するマロニー。洋服や下着を買いに行き食事をして、家族のように見えるのだが、・・・いつまでもそんな生活が続くわけもなく、またもや売春で警察に捕まるマロニー。その帰り道、「私は娘じゃないわ、今さら無理」と逃げる彼女。
仕方なく夫婦は帰ることに、お隣さんに彼女に渡してくれと、お金とスーツケースを預けて。それから2週間後に、彼女から電話が、「お金ありがとう、これからラスベガスへ行く」と言う。
夫婦が娘にしてあげた親切は、彼女に自分の意思で人生も変われるんだという、勇気と希望を持たせたのですね。これで立ち直って真面目に働けばいいのだが、どうでしょうね。クリステンのストリップシーンは見られませんが、それでもヤンキー姉ちゃんぶりを発揮しての演技には、「ハマっているんじゃない」と感じましたね。
2016年DVD鑑賞作品・・・69映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
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<感想>劇場未公開作品。「ブランケット&マクレーン」に続いて監督2作目となるジェイク・スコットは、巨匠リドリー・スコットの息子。本作では「トワイライト」シリーズの若手女優クリステン・スチュワートが主演に、「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニと、「ザ・ファイター」のメリッサ・レオというベテラン演技派が共演した感動のヒューマンドラマ。原題が「Welcome to the Rileys」ライリー家にようこそって、平凡なタイトル。だからなのか、邦題とパッケージを目立つようにしたのですね。
「トワイライト」シリーズで一躍トップスターに躍り出たクリステンでしたが、最近はあまりハリウッド映画では観ることができません。たまに未公開のDVDで発見するのですが、もっと活躍して欲しい女優さんです。
娘を交通事故で亡くし、それ以来妻は外出することを嫌い、一歩も外へ出ない。そんな奥さんに愛想をつかし、近場のレストランの女と浮気をしていて、仕事でニューオリンズへ一緒に行こうと誘う。家の中から出たがらない奥さんは、そんなことになっているとは気付いていない。だが、その浮気相手の女が急死する。
仕方なく仕事仲間と一緒にニューオリンズへと、そこでストリッパーのマロニーと出会う。クリステン・スチュワートが10代の娼婦役に、親の愛を知らずに育ち、売春で生計を立てているストリッパーという役を、影のある荒んだアバズレ女の表情を見せながら、ダンスも披露する。
そのマロニーを見て、亡くなった自分の娘に似ていることから、生活の面倒をみるようになるのだが、彼女にしてみればテイのいいパトロンと思っている。アパートを借りているのだが、部屋の中は汚いし、洗濯物も、キッチンの荒い物も、それに一番汚かったのがトイレ。やはり女性は、台所とトイレは奇麗にしないとね。
掃除用具を買い求め、太めの中年おじさんが、自らトイレ掃除をする姿には感心しました。そんなおじさんの姿を見ても素知らぬふりの彼女。普通の娘のように清潔にして、言葉使いも汚い言葉を使うなと叱るも、うるさい「あんたは父親じゃない」と、けんもほろろだ。
中々帰ってこない夫からの電話、暫くこっちにいると言う。さては女でも出来たのだろうと、やっと家から外へ出る決心をする妻。車の運転もあっちへぶつけ、こっちへぶつけと危ない。それでもやっと夫のいるニューオリンズまでやってきた。
妻のそんな勇気に驚く夫は、妻を迎えに行きマロニーを紹介するのだが、亡くなった娘みたいな女と一緒に住んでいるのを見て怒ってしまう。それでも、夫の話を聞き、自分も力になろうと決心する奥さん。
女は女の体の悩みとか、ダグに言えなかったことを相談するマロニー。洋服や下着を買いに行き食事をして、家族のように見えるのだが、・・・いつまでもそんな生活が続くわけもなく、またもや売春で警察に捕まるマロニー。その帰り道、「私は娘じゃないわ、今さら無理」と逃げる彼女。
仕方なく夫婦は帰ることに、お隣さんに彼女に渡してくれと、お金とスーツケースを預けて。それから2週間後に、彼女から電話が、「お金ありがとう、これからラスベガスへ行く」と言う。
夫婦が娘にしてあげた親切は、彼女に自分の意思で人生も変われるんだという、勇気と希望を持たせたのですね。これで立ち直って真面目に働けばいいのだが、どうでしょうね。クリステンのストリップシーンは見られませんが、それでもヤンキー姉ちゃんぶりを発揮しての演技には、「ハマっているんじゃない」と感じましたね。
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