拉致された男女が3人、2つの檻、目的は不明ーー/究極のサバイバル・シチュエーション・スリラー登場!トラウマ×監禁×恐怖!あなたの神経を極限状態に追い込む!
あらすじ:旧ユーゴスラビアの紛争地帯。キャロル(ゾー・フェリックス)は国際救援で派遣された医師。この度任期を終えたので、同僚の男性医師2人マティアス(エリック・サヴァン)、サミール(アリ・エルマレ)と一緒に長距離ドライブの旅に出ることに。途中、地雷撤去中のため道が封鎖されており、迂回するか解除されるまで待つように足止めされてしまう。
3人は回り道する方を選ぶが、やはり道に迷ってしまう。不安な気持ちのまま道なき道を進んで行くと、突然、覆面姿の武装した男たちに襲われてしまうー武装グループは3人を目隠しし拉致すると、謎のアジトへと運びこむ。そして男1人と男女2人に分けて2つの檻に監禁。定期的に医者らしき男(フィリップ・クラジャック)がきて、脈を診る。負傷した者は手当をされるが、身代金の要求等は一切なく、ただ檻の中に放置されるだけだった。奴らの目的は一体何なのか!?果たして、彼らはここから脱出することが出来るのだろうか!
出演:ゾー・フェリックス/エリック・サヴァン/アリ・エルマレほか
監督:ヤン・ゴズラン脚本:ヤン・ゴズラン 2010年フランス(Amazonより)
<感想>劇場未公開作品。拉致監禁ものというと、拷問され痛めつけられる主人公が描かれますが、これはそういうものではなく、何者かに拉致監禁された後、殺されるわけでもなく、ひたすら薄暗い独房のような檻のなかで放置されます。ですので、一人足に銃弾をあびた男は、手当を受けて医者もいるんですね。食事は残飯のようなものを与えられ、生かされているといっていいでしょう、これは。
数日後に、別の檻の中に入っていた男が連れていかれ、内臓を切り開かれて台車に載せられ帰って来て、犬の餌にされたようです。それに続いて、同僚のサミールも臓器を取られ、犬の餌となるのを見てゾッとします。
このようなサバイバル・シチュエーション・スリラーというと、必ず女性が最後に活躍してここから脱出に成功するというお話の展開がお決まりですよね。この作品もご多分にもれずそういう展開になって行きます。出ている女優さんも有名じゃないので、そんなに盛り上がることはありませんから。
でもこの女性は、少女時代に野犬に襲われ友達を失った犬に対しての恐怖のトラウマがあります。音響は犬が吠える声がうるさく響き渡ります。
どうにかしてここから脱出したいキャロルは、自分が臓器を取られる番になり連れて行かれた汚い手術室で、医者が一人だったので、手首に結わえられたベルトを外して医者に飛びかかり、ナイフで殺してしまう。
そこから出て、一度独房へ戻り仲間に必ず助けにくるからと言い、外へ檻のカギを切る枝切りバサミを取りに行くのです。それには、あの大嫌いな犬の部屋を通り抜けなければならず、犬に吠えられながらも克服してキッチンへと、そこにはデブのおばさんが猪をさばいているところで、そのデブおばさんも殺してしまう。
キャロルという女性は、もの凄く強い意志を持っていて、こういう女性が監禁された場所から脱走するなんて考えられません。ですがやり遂げるのですね。それに少女も監禁されていたのですよ。昔のトラウマの犬から友達を救えなかったことを悔やみ、今度こそは少女だけでも助けようと頑張るわけ。
足に怪我をしている男と少女を連れて脱出に成功するも、追いかけてくる男たちに捕まるマティアス。キャロルと少女は森の中へ逃げ込み、ひたすら逃げるのですが、犬が追いかけてくる。そこからは、まさにハラハラの展開で、これでは捕まってしまうかもしれないと思ってしまった。
森の中ではあぶなく地雷を踏みそうになるキャロル、その地雷を利用して犬をおびき寄せる作戦が成功した時には、見ていて「ヤッター」という気分。それでもそこからが、とうもろこし畑に逃げ込むのですが、執拗に追いかけてくる男たち。
フランス版の監禁ホラーものですが、時間が短いので見れましたね。それに最後に、キャロルと少女が助かって良かった。臓器売買の物語だったのですが、その辺が上手く表現されてないので、ただ監禁から脱走の物語ですね。それでも面白かったです。
2016年DVD鑑賞作品・・・65映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:旧ユーゴスラビアの紛争地帯。キャロル(ゾー・フェリックス)は国際救援で派遣された医師。この度任期を終えたので、同僚の男性医師2人マティアス(エリック・サヴァン)、サミール(アリ・エルマレ)と一緒に長距離ドライブの旅に出ることに。途中、地雷撤去中のため道が封鎖されており、迂回するか解除されるまで待つように足止めされてしまう。
3人は回り道する方を選ぶが、やはり道に迷ってしまう。不安な気持ちのまま道なき道を進んで行くと、突然、覆面姿の武装した男たちに襲われてしまうー武装グループは3人を目隠しし拉致すると、謎のアジトへと運びこむ。そして男1人と男女2人に分けて2つの檻に監禁。定期的に医者らしき男(フィリップ・クラジャック)がきて、脈を診る。負傷した者は手当をされるが、身代金の要求等は一切なく、ただ檻の中に放置されるだけだった。奴らの目的は一体何なのか!?果たして、彼らはここから脱出することが出来るのだろうか!
出演:ゾー・フェリックス/エリック・サヴァン/アリ・エルマレほか
監督:ヤン・ゴズラン脚本:ヤン・ゴズラン 2010年フランス(Amazonより)
<感想>劇場未公開作品。拉致監禁ものというと、拷問され痛めつけられる主人公が描かれますが、これはそういうものではなく、何者かに拉致監禁された後、殺されるわけでもなく、ひたすら薄暗い独房のような檻のなかで放置されます。ですので、一人足に銃弾をあびた男は、手当を受けて医者もいるんですね。食事は残飯のようなものを与えられ、生かされているといっていいでしょう、これは。
数日後に、別の檻の中に入っていた男が連れていかれ、内臓を切り開かれて台車に載せられ帰って来て、犬の餌にされたようです。それに続いて、同僚のサミールも臓器を取られ、犬の餌となるのを見てゾッとします。
このようなサバイバル・シチュエーション・スリラーというと、必ず女性が最後に活躍してここから脱出に成功するというお話の展開がお決まりですよね。この作品もご多分にもれずそういう展開になって行きます。出ている女優さんも有名じゃないので、そんなに盛り上がることはありませんから。
でもこの女性は、少女時代に野犬に襲われ友達を失った犬に対しての恐怖のトラウマがあります。音響は犬が吠える声がうるさく響き渡ります。
どうにかしてここから脱出したいキャロルは、自分が臓器を取られる番になり連れて行かれた汚い手術室で、医者が一人だったので、手首に結わえられたベルトを外して医者に飛びかかり、ナイフで殺してしまう。
そこから出て、一度独房へ戻り仲間に必ず助けにくるからと言い、外へ檻のカギを切る枝切りバサミを取りに行くのです。それには、あの大嫌いな犬の部屋を通り抜けなければならず、犬に吠えられながらも克服してキッチンへと、そこにはデブのおばさんが猪をさばいているところで、そのデブおばさんも殺してしまう。
キャロルという女性は、もの凄く強い意志を持っていて、こういう女性が監禁された場所から脱走するなんて考えられません。ですがやり遂げるのですね。それに少女も監禁されていたのですよ。昔のトラウマの犬から友達を救えなかったことを悔やみ、今度こそは少女だけでも助けようと頑張るわけ。
足に怪我をしている男と少女を連れて脱出に成功するも、追いかけてくる男たちに捕まるマティアス。キャロルと少女は森の中へ逃げ込み、ひたすら逃げるのですが、犬が追いかけてくる。そこからは、まさにハラハラの展開で、これでは捕まってしまうかもしれないと思ってしまった。
森の中ではあぶなく地雷を踏みそうになるキャロル、その地雷を利用して犬をおびき寄せる作戦が成功した時には、見ていて「ヤッター」という気分。それでもそこからが、とうもろこし畑に逃げ込むのですが、執拗に追いかけてくる男たち。
フランス版の監禁ホラーものですが、時間が短いので見れましたね。それに最後に、キャロルと少女が助かって良かった。臓器売買の物語だったのですが、その辺が上手く表現されてないので、ただ監禁から脱走の物語ですね。それでも面白かったです。
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