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『アフロ田中』「スイートプールサイド」などの松居大悟監督と人気ロックバンド「クリープハイプ」が、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』に続き再タッグを組んだ青春ロードムービー。クリープハイプが大好きな女子高生4人が、東京で行われるバンドのライブを観るため、福岡から東京まで自転車で旅する姿を描く。女子高生を井上苑子、大関れいか、真山朔、三浦透子という面々が演じるほか、『愛の渦』の池松壮亮と中村映里子らが出演。
あらすじ:福岡県北九州の片田舎に住むチエ、さっつん、文子、一ノ瀬の仲良し女子高生4人組は、ロックバンド“クリープハイプ”の大ファン。ある日、福岡のライブで出待ちしていた彼女たちは、“東京のライブにもぜひ”と言われ有頂天に。そして興奮冷めやらぬままに、東京行きを決意する。こうして深い考えもなしに、高校最後の夏休みを使って東京へ向けて自転車を走らせた4人だったが…。
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<感想>大好きなバンドを追いかけて、北九州から東京へ。その手段もネットの知恵袋で調べて、ツイッターで逐一状況をアップしては、一躍人気者になり、さらには、その後も、やはりネットで叩かれてしまう。
どう見ても無謀なとしか言いようがないのだが、とかく女子高生というものは、依然として商品価値があるのだから。バンドのライブを見に北九州から東京までママチャリで行くというのを、男子高校生がやるって設定にしたら、ボツになっていただろうから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ea/293e6eae935933acbdc76e25c61cfe04.jpg)
殆どが、演技経験のない現役女子高校生、というのがミソなんですね。喧嘩しても、ラインでサラッと元通りに会話を交わす彼女たちなんですものね。これが現代の青春なのか。
旅の間に、彼女たちの素の部分が現れるのを、作り手と観客の双方が期待するわけなのだが、その点ではそれなりに成功していると思う。
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しかし、主人公たちはちょっと無計画すぎですから。自転車で夜通し走って朝を迎えるのも、知らない街の公園で野宿してこれが楽しいのって。途中からはヒッチハイクで、知らない男の池松壮亮も登場して、彼の車に乗り込んだりと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/56/8e25c455334ecea020b86ef07108ef43.jpg)
そして、金が尽きれば、果ては新幹線代欲しさにキャバ嬢の真似事をして金を稼いだりという、とにかくリアルで現実的で逆にムカつき、女子高生を持つ親としてはイライラとしてしまう。
まぁ、そういう無謀な試みの映画だからして、デジタル映像やツイッターやLINEを通じて形成され、表現されるところに見事に今の現在の映画だと感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/c0/06deb5739d9458fb5c59778f4c9eaaa5.jpg)
彼女たちの、タイトルの“ハァハァ”とは、興奮すること、胸の昂りとか、それなりに失望感を味わうということも、共感する部分もあります。だからということで、クライマックスのクリープハイプのライブ会場シーンも、何となく解ってしまいなるほどと思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/1a/6e6801ee17f25496f11129704282372c.jpg)
10代の女子高生は無敵なのだなぁ、と妙に感心してしまった。年を取った私には時代を感じて、この次元から遠く離れてしまったことに改めて気づく、自分にとってのロードムービーでもあり、4人が標準語ではなく北九州弁で喋っていたら、もう少しこの映画も評価できたのに。
2015年劇場鑑賞作品・・・224
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あらすじ:福岡県北九州の片田舎に住むチエ、さっつん、文子、一ノ瀬の仲良し女子高生4人組は、ロックバンド“クリープハイプ”の大ファン。ある日、福岡のライブで出待ちしていた彼女たちは、“東京のライブにもぜひ”と言われ有頂天に。そして興奮冷めやらぬままに、東京行きを決意する。こうして深い考えもなしに、高校最後の夏休みを使って東京へ向けて自転車を走らせた4人だったが…。
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<感想>大好きなバンドを追いかけて、北九州から東京へ。その手段もネットの知恵袋で調べて、ツイッターで逐一状況をアップしては、一躍人気者になり、さらには、その後も、やはりネットで叩かれてしまう。
どう見ても無謀なとしか言いようがないのだが、とかく女子高生というものは、依然として商品価値があるのだから。バンドのライブを見に北九州から東京までママチャリで行くというのを、男子高校生がやるって設定にしたら、ボツになっていただろうから。
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殆どが、演技経験のない現役女子高校生、というのがミソなんですね。喧嘩しても、ラインでサラッと元通りに会話を交わす彼女たちなんですものね。これが現代の青春なのか。
旅の間に、彼女たちの素の部分が現れるのを、作り手と観客の双方が期待するわけなのだが、その点ではそれなりに成功していると思う。
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しかし、主人公たちはちょっと無計画すぎですから。自転車で夜通し走って朝を迎えるのも、知らない街の公園で野宿してこれが楽しいのって。途中からはヒッチハイクで、知らない男の池松壮亮も登場して、彼の車に乗り込んだりと。
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そして、金が尽きれば、果ては新幹線代欲しさにキャバ嬢の真似事をして金を稼いだりという、とにかくリアルで現実的で逆にムカつき、女子高生を持つ親としてはイライラとしてしまう。
まぁ、そういう無謀な試みの映画だからして、デジタル映像やツイッターやLINEを通じて形成され、表現されるところに見事に今の現在の映画だと感じました。
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彼女たちの、タイトルの“ハァハァ”とは、興奮すること、胸の昂りとか、それなりに失望感を味わうということも、共感する部分もあります。だからということで、クライマックスのクリープハイプのライブ会場シーンも、何となく解ってしまいなるほどと思った。
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10代の女子高生は無敵なのだなぁ、と妙に感心してしまった。年を取った私には時代を感じて、この次元から遠く離れてしまったことに改めて気づく、自分にとってのロードムービーでもあり、4人が標準語ではなく北九州弁で喋っていたら、もう少しこの映画も評価できたのに。
2015年劇場鑑賞作品・・・224
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