何者かによってもたらされた終末世界を舞台に、地下シェルターに逃れ、生き延びた人々のサバイブが描かれる。映画『ゾンビ』のモールと違って、そこは水も食料も限られた殺風景な場所。シェルターに偶然逃げ延びたのは子どもを含む9人で、映画冒頭に明かされるのは、ニューヨークの都市が何者かによって破壊しつくされたことだけ。その理由や原因は一切明かされず、観客も9人の中に混じって息苦しいシェルターに閉じ込められる形となる。(作品資料より)
<感想>世界の終り終末もの映画、最近ではマヤ歴によると、2012年12月21日で世界が滅びるなどとマスコミが騒いでいる。この作品はそういった宇宙の仕組みで終末世界なのかと思って観てみた。ところが、核戦争が勃発して、大混乱の末ニューヨークの地下シェルターに逃れた9人の男女の物語である。
この地下シェルターの持ち主は、隠し部屋に大量の食糧を隠していたところから、人間とは生きるためには一緒に逃れた人間も殺すし、必ずといってくらいボスとなる人物が現れる。その男にへつらう子分たちと女。
食事もままならず、子供は実験のためか連れ去らわれ、その母親は狂気と化するのだが諦めてボスの女になる。
もうこの地下シェルターから地上へ出ることが絶望となるのだが、まず子供がさらわれる時に兵士を殺したその兵士の死体が腐って始末に困り、死体をバラバラにしてトイレに流すものだからトイレが詰まる。
それと食料は、持ち主を拷問にかけて在り処を見つけてまずは安心。その後が、常軌を逸した生活は、彼らの精神状態にゆっくりではあるが確実に変異が現れ始める。人間の脳神経が異常をきたし、地上へ出る希望という意欲がなくなる。焼身自殺をするものがいて核シェルターは火の海と化す。
それでもたった一人の女性が防護服を着て、トイレを破壊し下水から地上へ出てみるとそこは核戦争の後ですからね、人が住める状態ではないですよね。監督が「フロンティア」や「ヒットマン」のザヴィエ・ジャンなので、暴力描写や人の殺し合いムービーかと思っていたが、クライマックスでは美しい絶望的な世界を観ることができます。人間なんて愚かでどうしようもないことを知らされる作品。
2012年DVDレンタル鑑賞作品・・・14 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキングへ
<感想>世界の終り終末もの映画、最近ではマヤ歴によると、2012年12月21日で世界が滅びるなどとマスコミが騒いでいる。この作品はそういった宇宙の仕組みで終末世界なのかと思って観てみた。ところが、核戦争が勃発して、大混乱の末ニューヨークの地下シェルターに逃れた9人の男女の物語である。
この地下シェルターの持ち主は、隠し部屋に大量の食糧を隠していたところから、人間とは生きるためには一緒に逃れた人間も殺すし、必ずといってくらいボスとなる人物が現れる。その男にへつらう子分たちと女。
食事もままならず、子供は実験のためか連れ去らわれ、その母親は狂気と化するのだが諦めてボスの女になる。
もうこの地下シェルターから地上へ出ることが絶望となるのだが、まず子供がさらわれる時に兵士を殺したその兵士の死体が腐って始末に困り、死体をバラバラにしてトイレに流すものだからトイレが詰まる。
それと食料は、持ち主を拷問にかけて在り処を見つけてまずは安心。その後が、常軌を逸した生活は、彼らの精神状態にゆっくりではあるが確実に変異が現れ始める。人間の脳神経が異常をきたし、地上へ出る希望という意欲がなくなる。焼身自殺をするものがいて核シェルターは火の海と化す。
それでもたった一人の女性が防護服を着て、トイレを破壊し下水から地上へ出てみるとそこは核戦争の後ですからね、人が住める状態ではないですよね。監督が「フロンティア」や「ヒットマン」のザヴィエ・ジャンなので、暴力描写や人の殺し合いムービーかと思っていたが、クライマックスでは美しい絶望的な世界を観ることができます。人間なんて愚かでどうしようもないことを知らされる作品。
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