ひとりごと

難聴 Auditory Neuropathy
人工内耳
オカリナ
最近内容が「ひとりごと」から外れてる時多いです〜

ドラマの様な・・・

2010-10-28 10:10:22 | 難聴
急に寒くなったね。
今日は雨でさらに寒さ倍増

ついこの間金木犀の香りに秋を感じたばかりなのに
北の方では雪が降ってるみたいだし・・・
いったいどうなってるんだろう?やだやだ。。。


先日、手話初級講座で仲良くなった(私より3歳下の)ママさんとお会いした。
すっごく綺麗な方で、スタイルも抜群で
どうみても私より15歳くらい下だろうと思ってて(笑)
入門から一緒だったKちゃんと2人で
「あの人綺麗ね~、モデルさんみたいね~」なんてお目々パチクリして見てて・・・

で、彼女とたまたま隣に座った時話してたら、私と3歳しか違わないと聞いて
まず最初の衝撃が・・(笑)

その方は2歳の時に高熱でいきなり両耳聞こえが落ちて
90dBくらいになり
今は110dBくらいとおっしゃられ、

そんな状態ながら大学までオール普通校で学び、
すべて読話でやってきたと・・・
そんな事を聞いてまた衝撃を・・

だって、「読話」と言いながら顔見てだと普通に話ができるんだもん。
普通にピンポンと会話ができるの。

発声も普通。

片耳に補聴器をしてると言われたので
これは補聴器がかなり効果をなしているのかな・・と勝手に想像していたんだけど。

先日一度ゆっくりお会いしましょう・・ってことになった時
「駅前のお店なんてどうかしら?」って言われるから

えええ??○○駅前の??
あそこはうるさくて聞き取りがしんどいからよかったらうちの別宅に来てちょーだい。
静かだから聞き取りやすいし・・・

って言ったら


「あ~そうですか、うるさいところは駄目なんですね。私は読話だけだからどんなうるさい場所でもOKなもので~。うるさいとか静かとか関係なくてね。じゃあ、ぷーどるさんちにおじゃまさせていただきますね~」

って言われ・・・・・・・・・・・・・


ぇっ?


どんなうるさい場所でも同じ??


じゃあ、ホントにほぼ読話でお話されてるのね  ってもう驚いたのなんのって。


そんなこと出来るのは「星の金貨」の「のりぴー」とか・・・そういうドラマの中だけの事だと思ってたのよ~(汗)


結局別宅に来てくれて、ピンポン話もはずみ、楽しく4時間くらいしゃべりつくしたの

用意した筆談ボードは全く必要なく・・・


もう、なんで読話でここまで聞き取れるのか不思議で不思議で。

お聞きしてみると
とにかく厳しく厳しく訓練したらしい。

学校の授業は、先生が黒板向いて話すとわからなかったり
大学の時は、先生が手に持つマイクで口が隠れてキツイ時もあったりしたらしいけど

それでも口が見えればほぼ理解出来てるのね。

同じ口の動きで違う言葉がたくさんあるけど
それはどうやって見分けてるの?とお聞きすると

「空想とイメージで」って言われる 

お話してて思ったのが、ホントに理解力が早くて
ひとつ言うと次をちゃんと見こしてるというか・・・

すごく話題に奥行きがでるというか・・

きっと長い間に出来上がった素晴らしい能力があるんじゃないかなと
普通の人にはない素晴らしい感性もお持ちなんだな~~と

ドラマの中のような人が目の前にいることに
感動したひとときだった  

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10 コメント

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元気をもらいました! (Ruisui)
2010-10-29 12:17:03
お久しぶりです。
急に寒くなって、何を着ればよいのかわからなくなりそうです(^_^;)

私も、読話だけの方に会ったことがあります。
本当に、ただただ驚きました。それこそ、自己申告ガなければ、全く聞こえないとは気付かないぐらいで。
想像もつかないぐらい努力されたんだろうなぁと、頭が下がる思いでした。
諦めない気持が大切なんでしょうね。

今朝から時間の聞き取りミスをやっちゃいました。
会議時間が16時から11時に変更になったのに、17時だと聞こえてしまい。
のんびりと仕事をしていたら、同僚にプレゼン資料の印刷を終えているのか尋ねられ、間違いに気付きました。
三分ほど遅刻してしまい、時間確認を怠ったことを指摘されてしまいました(;_;)

へこんでいたけれど、元気をもらいました♪
午後からも頑張りま~す。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (ナオ)
2010-10-29 22:09:41
ぷーどるさん、こんばんは。
今日は寒いのはマシでしたね。
寒かったら「鍋」にしようかと思っていたのですが
本格的な寒さはもうちょっと先ということになりそうかな?

ぷーどるさんは、友達の輪っ!をじわじわと
広げられていますね!
「読話」ができるなんて、すごいです。
私も完全失聴していた頃は「読話教室」に通っていたのですが
まぁ難しいのなんのって・・・。
ほんの数カ月通っただけでしたが、マスターするのなんて
いったいどれくらい努力したらできるものか・・・。
気が遠くなりそうです。

でも、読話ができれば、そのお友達のように
「うるさい場所」でも会話できるのがいいですよね。

私なんて最近久しぶりに会う友達とのランチは
お願いして静かなお店にしてもらってたのですが
そんな心配もないですしね。

読話じゃないけど、私も聞こえにくい会話の時は
「空想とイメージ」と更に「推理」が必要になります。
人工内耳を付けている人は、皆そうでしょうけどね

返信する
Ruisuiさんへ (ぷーどる)
2010-10-30 09:32:56
お久しぶりです~。

寒くなりましたね。
今日は台風で風もキツいですが、そちらはいかがですか?

風邪など引かれないように気をつけて下さいね。


仕事のミス・・・ありますよね。

いちじ と しちじ

似てますもんね~。

時間はやっぱり指で確認する癖つけなきゃいけないですかね・・

ただ数字を指で現すのって、
普通の場合と手話では違うので気をつけないといけませんね。

たとえば
5時というと、パーの手をしますが
手話になると指5本とも広げると9時になっちゃうし
その辺相手によって使い分けがいりますね~。
ボケてられませんね(笑)

3分遅刻ですんだんですね。
声かけしてくれた同僚さんに感謝ですね♪
無事に終わって良かったです。

お仕事ご苦労様でした。


読話、やっぱりいらっしゃるんですねぇ。
読話で普通に聞き取れる方。

もうこれは神技の域だな~と思うんですけど
ご本人は努力努力の賜物なんでしょうね。
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ナオさんへ (ぷーどる)
2010-10-30 10:01:22
今日は台風で雨が降ったりやんだり、風もキツイけど
意外と風はあたたかいですね。


読話ができるとうるさい場所でもお話スムーズっていいですよね~~。

たとえば、大音響のライブの最中話しかけられても口さえ見えたら聞き取れるわけで

やっぱり神技だわね~~~。
いいわ~。

ナオさんも読話教室行ってたんだっけ~~?
私も行ったけど、あれを習得するのは並大抵じゃないよね。
読話講習受けてから
うちの夫に口パクでやってもらったら
「あいうえお」って言ってるのもわからなくて・・・
母音すら読みとれない??って撃沈したよ(泣)
よくよく見たら 夫ってしゃべるときほとんど口あけてない・・・
彼女、あのうちの夫のあのわかりにくい口でも 読めるんだろうか?????
だとしたらもう凄過ぎだわ

>「空想とイメージ」と更に「推理」が必要になります。

そうね~推理もね・・・
すべてをフルに活用してますよね。

私は人工内耳するずーーーっと前からそうだったし、してからもそうだから

脳は常に回転してるわけできっとボケにくいと思います
な~んちゃって
そうだといいけど・・・
すでに健忘が酷いです
返信する
Unknown (ワタコリ)
2010-10-31 15:13:30
ほんとに、私も驚いています。読話というのは教室などに通って勉強するということも、初めて知りました。テレビでドラマを見るとき、人物の顔が小さいと口の動きがわからないので台詞がわからないのですが、口の動きがわかるとある程度言っていることがわかるときが多いですけど、それが読話ということで、難聴の人はだいたいそういう風にテレビを見ているのだろうなと思っていました。でもその方のように、聞こえなくても言っていることが理解できるなんて、すごいの一言です。小さいときからの努力で、そんなことができるのですね。しかも話もできるなんて!
ナオさんの言われるように、お友だちが増えていきますね。同障というだけでなく、ぷーどるさんの人柄でしょうけれど。
以前「手話サロン」というのに行き、手話の勉強のようなことばかりで、初めての私には、「ちょっと。。。」という感じだったと書き込みましたが、先日その代表者の方から機関誌が送られてきて、活動の内容、今後の日程などがわかりました。で、11月の会に行ってみるつもりです。難聴、中・失の方対象の手話なので、手話といっしょに言葉もついたので、手話はわからなくても内容はわかりました。私は聞こえていたのですが、隣の方がポイントを紙に書いてくださったので、聞き取ろうという努力は全然必要なくて、気が楽でした。いままでは、聞こえない部分があると、自分なりに脳を回転させていましたから、気を使っていたのですが、ボケ防止とは関係ないみたいで、すでに始まっているようです。席順に生徒を指名して、いままではわかっていたのに、急にその子の名前を忘れてしまい、忘れたとも言えず、突然、指名の順番を変えてしまったこと何回もあります。
先日テレビで、主人公の母親が同じ言葉を10回くらい繰り返したのに、さっぱりわかりませんでした。夫に聞いたら「ごめんなさい。今日も死ねなかった。」だそうです。その台詞のうち、ひとつの単語も聞こえませんでした。他の場面では、その母親の台詞はおおかた聞き取れたのに。。。だから私の場合聞き返せばよいということでもないのです。読話のできる人はそういう場面も理解できるのですね。
返信する
誤解・不信・疑惑。 (西)
2010-11-01 08:26:12
 私も「本当に聞こえないの?」なんて言われるときがある。
難聴、取り分け「聞こえるが聞き分けられない」感音難聴を
言葉で説明するのは難しく、意識の低い人(この言葉を敢え
て使いました)に限って聞こえにくいことを理解しようとも
せず、無知(これも敢えて使います)から誘引する障がい者
を取り巻く諸問題そのものに対する不信と疑惑をよく耳
(耳=ん?変な言い方・笑)にします。

 口語が半分も聞こえない。口語の1/3も聞き分けられない。
手話も通じない。筆談するほどの内容でもない。
でも雑談とは言え会話を何とか成立しなけねばならないときも
ある。
 そんな場面で難聴者が行っているクラクラするぐらい活発な
脳内活動を、健聴者に伝える術がないもどかしさ。大げさな言
い方をすれば「血反吐を吐く」苦労の末に獲得した読話術(実
は僕の場合は必要に迫られ知らず知らず獲得していたのですが)
なのだが・・・。
 本当はこんなコミュニケーション方法を巡る部分での苦労は
する必要がないのだが、一般的に障がい者の現状などを啓蒙す
る場所も少なければ機会も少ないため、相も変わらず読話が重
んじられていますが、独話ほど失聴・難聴者に負担を強いるも
のはないと自身の体験から感じています。
 ようやく聾学校などでは日本手話を積極的に使う授業が始ま
っと聞いていますが、それまでの歴史で、手話を蔑視し口話読
話教育を推し進めてきた背景に障がい者差別を 国や教育行政
そのものが助長してきたのではないかと・・・。

 等と文句つらつら書いていますが、失聴・ろうの方が、口語
を操っておられるお姿、無条件で頭が下がる思いでいっぱいです。
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ワタコリさんへ (ぷーどる)
2010-11-01 08:55:40
そのドラマ、「フリーター家を買う」ですね。
私も見てます~。

なんだか最初はお母さんの鬱病は家族のせいかと思ったら
どうも隣のおばさんが嫌な感じですね~~~~
お母さんかわいそう(泣)

浅野温子さんのしゃべり方ってハキハキ聞き取りやすいけど
その「ごめんなさい・・・」の台詞は下向いてぼそぼそ言ってるのでわかりにくいですよね。
・・・って言いながら、私は全部字幕頼りで見てるので
言葉の聞き取りやすい、聞き取りにくい、は
あまり気にして見た事ないのですが・・・

ワタコリさんは字幕なしでドラマ楽しまれてるんですね。
私はやっとニュースなどは字幕なしで見れるようになってきましたが
ドラマはやっぱり字幕がありがたいです。
(不思議と映画の方がわかりやすいようです)

でもそうやってテレビも字幕なしで見られて
ワタコリさんくらいの聞こえはやっぱりなかなか聴覚障害という事を自分で受け入れにくい聞こえかな・・と思います。

私もそういう時期が長くありました・・・

その頃の自分を思い出すと
やっぱり自分の立ち位置は「健聴者」で
そして健聴者には聞こえてる事が、聞こえない時があるという
なんとももどかしい気持ちが日々あって
なんとか聞こえがアップできないものか・・・
少しでも頑張って聞き取らないと・・・と無理して背伸びしていました。
そんな時がありました。


「手話サロン」
11月参加されるんですね。

聴覚障害者といっても、色々な聞こえの方がおられるので
そのなかで肩の力を抜いて楽しめたらいいですね~。

私は初めて読話講座に行った時
この場では聞き取れてなくてもいい、という状況が嬉しくて嬉しくて仕方なかったです・・(笑)

聞き取れなければすぐにお互い筆談して
わかる部分は耳で聞いて・・
皆がしゃべってるのに一人わからないっていう
いつものつまらなさ、孤独、というものがなくて
すっごくリラックスできたこと思い出しました。

同じような聞こえの方と楽しい時間が
過ごせますように・・・
祈っていますね


読話というのはやっぱりある程度耳でも音を聞いて
音と、口の両方でなんとか使える部分もある・・という感じですよね。
全く音なしで口だけみて聞き取るというのは
想像の域を超えてますよね

ホント凄いです。
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西さんへ (ぷーどる)
2010-11-01 09:25:12
聴覚障害者が「聞く」行為をするとき
脳内フル回転・・・しちゃいますよね。

虫食い状態で聞こえるものですから
食われた部分を埋めて文章を完成させなきゃ、理解も返事もできませんから(汗)

「聞こえる部分があって、聞こえない部分もある」
これがなかなかわかってもらいにくいですね。

「ああ」これが聞こえたら「しし」これも当然聞こえてるはず・・と思われていると思います。

その「し」が「い」と聞こえたり「ち」と聞こえる時もあるということ
それをわかってもらうのは大変ですよね。

結局わからないまま適当に相槌うって
後で「今のはあれでよかったんだろか・・」なんて考えちゃったり
そんなことやってると疲れます~(苦笑)

その読話の彼女は、読話で聞く訓練は大変だったと思うんですが
今は自然とされてるようで
本当にこちらは相手が聞こえてない事を忘れてしまいそうになります。

ご家族とも(ご主人とお子さん・お二人とも健聴)全部日常生活は読話で会話してると言われてて
お嬢さんとのおしゃべりは楽しいみたいですよ。
読話が疲れるとか・・・全然おっしゃらないんです。
ここまできたら達人ですね。

難聴者のコミュニケーションをめぐる苦労というのは、もっと一般に普及していってくれるといいんですが
目で見えない障害だし、ホントに難しいですね。

今は、本人がいかにうまく自分で説明できるか・・・にかかってるような気がします。
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Unknown (ワタコリ)
2010-11-01 12:18:30
もう新しいタイトルのブログになっていますが、後でゆっくり見させていただきます。
そうなんです。「フリーター家を買う。」です。我が家は、あのドラマの父親のように攻撃するのが私で、母親のように優しいのが夫かなと思いながら見ています。あと「いまわの際」(っていうのかな?)での台詞もさっぱりです。単語さえひとつも聞き取れないので、内容の推測さえできません。字幕で、とも思うのですが、字幕に頼りすぎると余計聞き取りにくくなるかななんて。。。まだまだ「聞こえるほうがいい」という考えにこだわっています。
「手話サロン」に行ったとき、要約筆記の方に「補聴器は?」と聞かれたので「うるさくて。。。」と言ったら、「うるさくても、つけた方がいいですよ。」とのことでした。やっぱり健聴者だなと思いました。ぷーどるさんのブログでは、そういう風に言われる心配はないので、つい思ったことを遠慮もなくずけずけと書き込ませていただいています。すみません。
「フリーター家を買う」の展開、楽しみですね。「龍馬伝」のほかにもうひとつ増えました。
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ワタコリさんへ (ぷーどる)
2010-11-01 13:33:27
うちは子供が小さい頃は私があ~だこ~だとうるさくて、夫が優しい人って構図だったんですが

いつのまにか、夫の方がうるさい人・・に変わっちゃって

最近じゃ、その夫も何も言わなくなりましたが・・(笑)

私は今は子供と同じ立ち位置・・・というか
子供の方が上行っちゃってる状態で
あれやこれや頼ってます。

「違うでしょ~、しっかりしてよ~~」なんてしょっちゅう言われてます(笑)


補聴器は私も買ったものの全く使い物にならず・・・
ずっとたんすの中で眠っていました。

結局「補聴器は使えない耳」だったんですが
あんなうるさいだけなのに、補聴器しろと言われてもね~~~、困りますよ~。

自分にしかわからないですものね。
すごく調子が良かったら、付けるなと言われても付けますよね。

ドラマ、続きが楽しみですね。
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