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a green hand

食育基本法とは………?

今日、この時までこのような法律があることを知らなかった。

多分現職だったなら、否応無く、勉強させられていたはず。
退職して数年した頃に、友人Nさん(当時園長)から、食育について講話をしてほしいと言われ、仰天したことがあった。

主婦もしていないまま退職した私にそれはないでしょうと、即決。
お断り。すんなり同意してくれた。w

その頃に初めて聞いた言葉「食育」である。
法律が2005年に作られたようだ。

現職中に食事の作法についての配慮はしたが、給食もスタートしていない地方の園のこと。
家の人が作ってくれたそれぞれに中味の違うお弁当持参の時代だった。

2005年に作られた食育を受けた子どもたちは、きっと今ではいいお母さんになっているのかも知れない。

10年後の2015年に改正されて食育推進業務は内閣府から農林水産省へ移管されたと。

食育の意味を、(食育の推進)として農林水産省で説明しているので載せてみたい。

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通して「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。

とある。
そして大事なことが33条にもわたって書いてある法律である。

法律になる事はそれだけで切実な日本の子どもや家庭での現実があってのこと。

小さな子ども時代から大切に食を育んでいかなければならない残念な現実を学んだ気分である

私の年齢では「子ども食堂」の言葉も違和感ありで、なぜなの?どうして?と疑問だらけであった。

時代は違えど食べる事はどの時代も心や命を育む大事なこと。

そこに問題があるなど本当に心配である。
この33条の教育は生きる基本であるので何もできない私は関係する方々に周知してほしいと願うばかりである。

辰巳さんの提唱した「大豆100粒運動」もそこからきているのでは?と思い検索してみた。
スタートしたのが、2004年とある。

食料自給率向上のため、大豆を蒔き育てる経験をしていればと小学校を対象に大豆100粒運動を続けているのだ。

食に関わる人は、そうやって日本の未来を見据えた行動を起こしているのだと知り、頭を垂れた。

「一汁一菜で良いと言う提案」の土井善晴さんもその食育の法律の趣旨を十分理解した上での提案であると考えられる。

一汁一菜はサスティナブルな方向でもあると思うのは間違いだろうか?
(これからも考えてみます)



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