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近頃、ちょっとすごいね

2021-02-19 12:12:12 | スピリチュアル

近頃、すごいね。

1月から徐々に加速してきたヒーリングエネルギーがいよいよ加速してきているように感じている。

 

先日の地震  

意識の、無意識の領域が大きくシェイクされたと感じた。

夢がこれまでとはぜんぜん違う

 

人生の中で出会ってきた人々が総動員で出演してきて、大パーティーのような夢が何日もつづいている。

そして、何かをしていても突然、コトンと爆睡してしまう。突然、寝落ち。眠りが深い。

 

それに伴い、心の奥の悲しみの塊が溶けだしてきているような感じだ。

 

きょう思い出したのはこんな話

1970年代に私は子供で、アフリカのとある国に住んでいた。

3カ月ほどユダヤ人が経営するリゾートホテルに滞在して、数多くのヨーロッパから避寒できているユダヤ人の裕福な高齢者たちにかわいがってもらった。

会うたびに笑顔で、こっちにおいで、ニコニコして「いい子だね」と言って、飴玉のひとつ二つを手の平にのせてくれた。

そのホテルのオーナーには、私と同い年の女の子がいて、おうちに呼んでくれた。

かわいいお部屋には、机や本棚があって、貯金箱があった。

「祖国のために」という貯金箱だった。

まだ8歳だった私には意味がよくわからなかったけど、彼女の「祖国」は戦争中だからお小遣いから少しずつ貯金しているのだと教えてくれた。同い年なのに偉いなと思った。

 

大人になるまで世界の中でユダヤ人の置かれている立場を私は知らなかった。

 

ホテルで出会ったおばあちゃんたちが、私をかわいがってくれて、なにかを一生懸命に語ってくれたけれど、そのころの私の語学力では理解できないことがたくさんあった。

 

あれは、杉原千畝さんのことを私に伝えたかったのではないかと何十年もたってからフトそう思った。

年老いたユダヤのご婦人たちの途方もないやさしさは、抱えていた悲しみの大きさだったのかもしれないなあと大人になった私は思った。

 

きょうは、やたらと胸が痛いや。

 

何十年も前の明るい陽射しの下、美しい庭園のある小さなホテルでユダヤ人のおばあちゃんが私にくれた飴玉、

「世界が平和でありますように」ときょうは祈りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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