朧月 ドアの向こうに 亡き母の 遠ざかる杖 音かすか
というのはオガちゃんの実母の話。
朧月夜には母を病院に残して帰っていた夜を思い出す。
このところ、夜月を眺めることも多くなった。
両親を早く亡くしたオガちゃんには
義父母がいまの両親です。
オガちゃんたちは今日、2ヶ月ぶりに会いに行きました。
新型コロナの感染予防のため、ずっと会えなかったのですが、
やっとガラス越しに会えるようになりました。
父母の健康を守ってくださる施設の皆さまに
心からの感謝です。
窓ガラスを隔てた向こう側から父が手を振っています。
母はというと…
介護士さんから「息子さんとお嫁さんですよー」と
教えてもらい、
「そうね〜」
「あん人は誰ね」「あなたの息子さんですよー」
というやり取りが繰り返されています。
近くで会えたらきっと
「どちらさまですか?」
とニコニコしながら訊くのでしょう。
お母さん、あなたの心の中の息子さんは
今おいくつなのでしょう?
オガちゃんのこともちゃんと覚えているかなぁ。
お2人とも顔色も良く、
安心して施設を後にしたオガちゃんたちでした。
施設の皆さま、守ってくださって本当にありがとう😊