こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
ペットとして金魚を飼っている人も多いと思いますが、基本的に金魚は自然界では生存できない生き物であることを知っているでしょうか。
金魚は、フナを人為的に品種改良して観賞用に作り出された魚で、原産地は中国とされています。
金魚すくいの金魚として代表的な和金(ワキン)は、原型のフナに近い体形をしていますが、デメキンやランチュウなどは原型のフナとは似ても似つかない体形をしていますね。
和金はフナとほぼ同じ体形をしているため、素早く泳ぐことができ、川に放流されても泳ぐことができるようです。
ただ、和金は赤い色をしているために目立ち、捕食者である鳥などに狙われることが多いため、自然界で生き抜くことは難しいようです。
一方、デメキンやランチュウなどは、その体形を見ても分かりますが、そもそも流れのある川の中で泳ぐ能力がありません。
また、流れのない池の中であったとしても、素早く泳ぐことは無理です。
そのため、捕食者に狙われた場合は逃げることはほぼ不可能ということになります。
金魚は、人間の観賞用として作られた生き物であり、自然界で生存することはほぼ不可能な生き物になります。
金魚を飼えなくなったからといって自然界に放流することは、金魚を殺すことを意味します。
犬や猫を飼う場合と同じく、金魚が天寿を迎えるまで飼う覚悟が必要になるといえます。
ペットの行く末や相続の事でお悩みの方は相続相談所にご相談ください
↓ ↓ ↓ ↓ ↓