クラクラ

気まぐれ気まま

デイヴィッドギャレット

2017-09-27 18:35:01 | 日記
一番最初に彼を知ったのは、高校生だったと思う。
夜、テレビでクラシック番組を見ていたら、
どなたか忘れちゃったけど、誰かの代わりにヴァイオリンコンチェルトを演奏していた。

とっても綺麗な人で、最初は女性かな?と思ったくらい。
細くて長い指とどうみてもとっても若いのに、演奏が素敵で、目が釘付けで、最後までドキドキしながら見た。

番組の最後に曲名と演奏者の名前が表示されるのを待って、メモした。

そのあと彼の事を調べて、短大になったらCDを買い、いつも聴いていた。
同じ歳なんだと知って、更にビックリ。
彼の演奏会へ行きたいなぁって思っていた。

それから社会人になり、全く知らない地へ仕事で転勤になり、そこで採用した同じ歳の子。今の私の大事な親友にその話を何となくしたら、
何とその子もその番組を見ていた。
ロックしか聴かない子なのに、お母さんがクラシック番組をよく見ていたらしく、たまたま一緒に何となく見てたらしい。
そしたらあまりの綺麗なその演奏者に、お母さんと、綺麗な人やね~って話ながら見ていて、印象に残ってたみたいで。

二人で盛り上がった。

それから2年か3年後。
ある日突然その子からの電話で、
デイヴィッドが、デイヴィッドが、
来るよ~って。
だけどね、最初、聞いたことある名前やなって思ったんだけど、全然全くピンと来なかった。
えーっと、ショック受けるかも~って言われて、全然意味がわからなかったんだけど、
後日その子と見たデイヴィッドギャレットに、本当に衝撃を受けた。

えっ?あれっ?えっと、、、誰ですか??
ってなった。

そこに写ってるデイヴィッドギャレットは、何だか金色の髪の毛のロン毛で、Tシャツにデニム。
あの黒髪の天使は??
同一人物??
でもヴァイオリン持ってるし、、、。

あまりの衝撃に言葉が出なかった。
なにやらクロスオーバー的な??
えっ?

でもあんだけ夢にみてた彼の演奏会だもん。行くしかないよね!って。

二人で名古屋まで行った。

もちろんね、演奏は全くの安心して聴ける余裕の演奏で、素晴らしかったし、会場もそんなに広くない場所ですごくよく見えるし、満足だったんだけど、
どうやっても同一人物に見えなくて、目の前で演奏してる彼があの彼!?って、もうそこが気になって気になって笑

でも演奏後には、CDにサインもらって、ちゃっかり握手までして、ハテナハテナが残るものの、とっても楽しんだ。

それから時々彼のCDを聴いたりもしたんだけど、随分時間が経ったままだった。

そのあと彼を意識したのは、パガニーニ役でスクリーンデビュー!っていうNEWSだった。

だけど、近くで映画をやってなかったし、DVD出るのかなぁ?って思いつつもそのままになってた。

それがこの前レンタルSHOPで見つけてしまった。

何だろー、メチャクチャ色気ある。
あれ?こんなんだっけ?
そしてやっぱりヴァイオリンが凄く素敵。

そして再びボウボウ燃え始めた笑

そしたらまたまた彼女からラインが。
何かさぁ新しいCD出るんだってぇーと。

パガニーニ観てから、動画も観まくってたから、すぐ調べて、、、。
はい注文しちゃった。

彼のクロスオーバーもキライじゃない、むしろ好きだけど、それでも、それよりもやっぱりクラシックの彼の演奏が大好きだから、チャイコのコンチェルトが一番楽しみかなぁ。

色々な素敵で素晴らしいクラシック奏者の方々は沢山いて素凄い演奏だなぁって感動するけど、
私はデイヴィッドギャレットは特別。
きっと最初の衝撃も大きいのかもしれない。
だけど、本当に彼の演奏が大好き。

クラシックを聴く人なんかには、クロスオーバー的な事を含め、色々と意見もあるみたいだけど、
私は彼の演奏、とっても素晴らしいと思うし、素敵だと思う。
激しかったり、テクニカルだったりが目立つかもしれないけど、優しくて、甘くて、それこそ難しいんじゃないかと思うんだけど、そんな部分が彼の演奏はとっても素敵だと思う。
それはもしかしたら、ロックや、クロスオーバーを演奏してるから余計に出せるのかもしれないし、彼の育ってきた境遇や、色々な事が関係してるんだと思うんだけど、
退屈だなって思う演奏はないな。

クラシックの深い深い演奏ももちろん大好きなんだけど、
とってもうまくミックスされてる彼の奏でる音楽が私は凄く好き。

はぁ~。CDも楽しみなんだけど、また来てくれないかなぁ。
会いたい。聴きたい。