中丸 薫(著)より抜粋。
●爬虫類型宇宙人のインフォメーション⑧
アイクの情報では、シュメール、エジプト、イスラエルの王たちは、代々「竜王」と称されてきた。また、その即位式において「竜の油」(聖なるワニの脂肪)を頭から注がれた。ワニはエジプトで「メシー」と呼ぼれる。油を注がれたものを意味するヘブライ語の「メシア」の由来である、という。
日本国家史上最大の宗教弾圧を受けた大本(教)の出口王仁三郎は「わにさぶろう」であり、その『霊界物語』には、竜がたびたび登場する。そして王仁三郎自身が皇室の血脈であるともいわれてきた。これは、ぜひ調べてみたい、大いに興味が引かれる事柄である。
★注:中丸薫氏の父親、堀川辰吉郎氏は中国の辛亥革命に加わり、大本教と連携する「紅卍会」の会長となった人物。堀川辰吉郎は明治天皇の落胤とされている。
■デイヴイッド・アイクの爬虫類型宇宙人⑤
爬虫類型宇宙人が人類を支配しているという話は古代に限ったものではない。マヤの神殿で発見された「トトのエメラルド石板」によれば、彼らは爬虫類と人間との間でその姿を自在に変えられるという。変身する神々である。彼らの体内には王家の血が流れており、人類は彼らの発する目に見えない波動によってマインドコントロールされている。ただ、爬虫類型宇宙人が人間の姿を維持するためには、頻繁に人間の血を飲む必要がある。彼らは基本的に爬虫類であるため、人問のホルモンレベルが保たれないと、爬虫類のDNAコードが発現されてしまうからだ。ときどき、尾のついた人間が現れるのはこのためである。
★注「トトのエメラルド石板」:アトランティスの神官、トート(紀元前5万年~紀元前3万6千年前まで古代エジプトの種族を支配した不死の人)によって書かれた世界最古の聖典とされている。「エメラルドタブレット」とも呼ばれる。
爬虫類型宇宙人は北欧人種との混血で、UFOに拉致された人びとの証言からもそれは明らかなようだ。本来、爬虫類人の感情的レベルはトカゲやワニと同じだが、知的レベルは高度に発達していた。しかし、地球支配のためには感情面での進化が不可欠だったため、彼らは人間のDNAを必要とした。また、旧約聖書のアダムとイヴを堕落させたのも彼らであり、エデンの園でイヴを誘惑し、「禁断の果実」を食べさせたのは蛇のエンキだった。実際、蛇はエジプトやシュメールで古くから不滅の象徴とされている。
●爬虫類型宇宙人のインフォメーション⑨
「蛇王」の血流がイランに発祥した。イランは「エアリ・アナ」で「アーリア人の地」がその原義だ。クルディスタンに住む2種のうちの1種の身体的特徴は、長身、白い肌、青い目で、ナチスの提唱した「支配種」と一致する。ナチスの中枢部は、爬虫類人の関与した真の歴史を知っていたとアイクは喝破する。
イランの古代メディア帝国の王は「マー(蛇)」と呼ぼれ、王族は「竜の子孫たち」「竜王家」と呼ぼれた。火星のマースも蛇だ。その後エジプトの竜王朝が生まれ、4000年後の今も存続している。英王室もこの流れで、「蛇のブラザーフッド」と呼ぼれることもある。このようにアイクの考察は複眼的で徹底しています。しかし、すべての宗教がイルミナティの創作で、闇のアジエンダの推進のために生み出されたとする意見には与しません。この点は、見解が違います。
■デイヴイッド・アイクの爬虫類型宇宙人⑥
ブッシュ家やロックフェラー家、ロスチャイルド家などでは、今も古来の飲血の儀式が行なわれ、イギリス王室の人間が爬虫類に変身するのを見たという人さえいる。一部の研究者の間では、爬虫類型宇宙人は遠い昔に地球上から姿を消したという説もあるが、トトのエメラルド石板は、金髪碧眼の悪魔が今も世界を支配していることを示唆している。
イルミナティは男性優位の組織のように見えるが、その根底には女神の崇拝がある。蛇の女神だ。それはオリ才ン座に由来する女性特有のDNAと関係があり、王家の血脈を受け継ぐ者たちは古くから女性の月経の血を飲み、永遠の命を得たという。北欧神話『エッダ』によれば、古代世界には人身御供や飲血を伴う爬虫類信仰があった。信仰の対象は蛇の女神エルで、彼女はその夫のウォーダン、息子のバルデルとともに三位一体の支配者とされた。
また、『エッダ』には、雷神トールとエルとの戦いについても書かれており、やがて和平を結んだ両者は、聖書のアダムとイヴとなって結ばれたという。ただ、卜一ルはシュメールを支配したが、その死後は未亡人のエルが復権し、爬虫類人のアジェンダを遂行した。一方、今日まで続くイルミナティの象徴として、赤十字はテンプル騎士団やマルタ騎士団、さらにはシュメール、レムリア、アトランティスの支配者の象徴でもあった。また、蛇信仰のあった古代フリギア人の象徴はライ才ンと狼で、イルミナティもその象徴を多用している。
爬虫類信仰は、キリスト教や悪魔主義、フリーメーソン、ダイアナ妃の死、さらにはシェークスピア劇など、さまざまな方面と関連がある。蛇信仰の多面性だ。ちなみに、ジョージ・ブッシュやビル・クリントン、イギリス王室などはいずれも悪魔主義者である。
フリーメーソンは世界最大の秘密結社で、そこではヒラム・アビフという男が英雄とされている。彼は「未亡人の息子」と呼ばれているが、「未亡人」はエルの暗号にほかならない。さらに、ダイアナ妃の死もイルミナティによるもので、彼女が死んだトンネルの十字路は蛇神への生贄(いけにえ)の場にあたり、命日の8月31日は悪魔主義の暦でエルの日にあたる。シェークスピア劇にも、イルミナティの象徴や暗号が多く隠されており、たとえば、『真夏の夜の夢』の妖精の女王ティターニアはエルの化身だ。
ピラミッドの頂点にいる人々は、自分たちが「四次元の看守」(あるいはサタン、セト、ルシファーなど)に協力していることを知っている。エリート/イルミナティ/ブラザーフッド・ネットワークはルシファー/サタン崇拝者である。
つまり、悪魔主義者が世界を支配しているのだ。だが過去においても現在においても、この現実を創り出しているのは私たちの思考にほかならない。そしてルシファー的意識に基づく世界的陰謀とは、人類に「犠牲者」だと思い込ませることで、そのとおりの物質的現実を創り出すことなのである。
続く
★追加情報
エメラルドタブレットの『蛇人』について詳細な記事が紹介されています。是非ご覧ください。
『霊人のひとり言』 エメラルドタブレット
http://reijin32yoshi.blogzine.jp/shinsey/2007/10/post_bd90.html
エメラルドタブレットVol2
http://reijin32yoshi.blogzine.jp/shinsey/2007/10/post_e766.html
★参考書籍 『エメラルドタブレット』1980年 初版発行
エメラルドタブレットトート,M.ドーリル,林 鉄造霞ケ関書房このアイテムの詳細を見る |