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「パワーかフォースか」 真の眼目

前記事の続き

目に見えぬ人間の意識を数値化するというホーキンズ博士の試みは画期的なものであった。ブッダやキリストの意識レベルを1000とし、1〰1000の数値で、個人(故人も含む)はゆうに及ばず組織、思想、主義、書籍など有形、無形の物の意識レベル、真実度を測定出来るのである。

しかもその測定法は特別な能力や技術に頼るものではなく、キネシオロジーテストという誰にでも出来る方法であった。キネシオロジーテストは患者への薬の適合性を測定すなど、医療の現場ではさほど珍しくない方法である。また欧米では科学として体系化されている。

2004年に「パワーかフォース」日本語版が発売されるやいなや、スピリチャルやアセンションに関心を持つ人達には必読の書となった。この本に触発されて様々な物のパワーレベルを測定された方も多かったと思う。

英語版の出版は、今から30年前の1985年である。日本での出版は9年後であるから遅きに過ぎた感もある。もっと早く出版されていればとの思いもあるが、バブル景気に浮かれていたその当時の日本人には無縁の書であった事も否めない。

その後、人類がかつて体験したことの無い意識の大変革期を迎え、様々な有益情報がネットに流れ始めた。しかし人々の意識が変わって欲しくない勢力もいた。意識が変われば彼らがかけた嘘にまみれの呪文が解けてしまうからだ。そこで彼らは尤もらしい偽情報を流す妨害工作を始めた。それは今でも継続しており、あらゆる分野に満ち満ちている。

インターネットが普及した今、必要な情報はすぐに収集出来る便利な世になった、だが情報が有りすぎて何を信じたら良いのか分からなくなる。偽情報は一定の真実に巧みな嘘をまぶしてあるから余計に始末が悪い。真贋分析にどれだけの時間を費やさなければならないか。

博士はこの本の中でこう述べている。
「この研究の旅は、最も重要な気づきに導いてくれました。それは、人類は真実と虚偽の違いを認識する能力に欠けているということです。」P380

その能力を補完する方法こそがこの本の眼目であろう。

本書の「第7章 日常での臨界点分析」(P166〰P186)
で、博士が提唱する測定法で次の事象の真実と虚偽を知ることが出来ると説いている。

●現在の出来事と歴史的な出来事
●政治と政府の信憑性
●刑事裁判と警察の仕事
●健康について
●スピリチュアリティさえも見分ける
●ビジネス
●科学とリサーチ  etc

世の中の真実を知りたい貴方。
真実を知る方法は至極簡単である。

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