冥土院日本(MADE IN NIPPON)

アセンションが残したもの

前回の続き

アセンション否定派は「アセンションは馬鹿げた夢物語であった」と言う。
さらに「1980年代から起ったニューエイジ運動と、そこから発展したアセンションは、地球規模で我々を牛耳る闇の勢力が仕掛けた陰謀だ」。「大衆の注意を奇想天外な夢物語にひきつけ、自分たちへの注意をそらす意図があった」等と言う。
この指摘はある意味では当たっている。しかし別の意味では外れている。

アセンションはと次元上昇という点にスポットが当てられがちで、本来の思想が蔑ろになりがちである。キリスト教ではアセンションと言えばイエスの昇天を意味する。これはあきらかに固定観念を利用したイメージ誘導である。この名称には作為が有ることは否めない。

しかし、アセンション騒動は我々に多くの成果をもたらした。その最大の成果は、目に見えるもの、証明出来るものだけが真実であるという科学万能の価値観を見直させ、目に見えない世界や人間の霊性という根源的な問題に注意を向けさせたことにある。

地球(鉱物)も植物、動物も意識を持ち、人類と共に今を生きている。即ち人は自然(宇宙)の一部であり、自然と人の調和のとれた生き方をするという、「宇宙の理」の原点の再認識であった。こうした生き方が魂の波動を高めて次元上昇を達成させる。この考え方がアセンションの肝であったと思う。

これらの思想を、国家、宗教、思想、信条を超えて世界中の多くの人々が、短時間の間に共感し、同じ価値観を共有したというのは人類史上初めての画期的な出来事ではなかったろうか。

そしてさらなる成果があった。世界を支配する政治、経済、宗教、歴史の欺瞞とカラクリを詳細に暴き出した事である。アセンションをテーマとしたサイトから発信された様々な情報は世界を駆け巡り、闇の勢力の呪縛から多くの人々を覚醒させた。この功績は大である。

その成果を国内の出来事で見ると。平和と安全という神話に毒された世界一お人好しの国民も、この国を支配しているものは何か、富の収奪を行っているのは誰か。国体を危うくする程の長患いの原因は何かに気づき。着々と危機回避と反撃の行動を開始している。

続く

コメント一覧

湘南童子
然り
http://ayanawan7749may-peace.at.webry.info/
然う、思います。

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