らんのお花屋さん日記

私、お花屋さんの二代目看板犬で、
チワプーの女の子です。
名前はらんといいます。
日々感じた事をつづっていきます。

親父カンガルー

2009-11-27 17:36:36 | 看板犬:ゆず

今日はお店はとっても静かで、ゆずは退屈でたまりません。何をしたらいいのかさっぱり分かりません。一生懸命、お仕事をしている人には大変申し訳ないのですが。お天気も悪く、一日中曇っていて、夕方からは雨が降って来ました。心の中も雨です。 ニュースでは連日、世の中は不景気だと言っていますが、これは事実だなとゆずも肌で感じます。失業率は依然として高いですし、来年の高校卒の就職内定率もかなり低い。働きたくても働く場所がない。大変な時代です。いつまでこういう状況が続くのか、ゆずも心配でたまりません。ですから、退屈だなんて言わないで、看板犬のお仕事をまじめにしようと再度心に決めました。 さて、暗いニュースばかりではおもしろくありません。今朝、テレビを見ていたら、長野の動物園の親父カンガルーのハッチの話題をしていました。皆さんも見ました?親父カンガルーと言うだけあって、しぐさが人間の親父にそっくりなのです。仰向けに寝ては前足でお腹をぼりぼり。横を向いてはぼりぼり。立ってもぼりぼり。本当にかわいいのです。また、ボクシングの真似も愛嬌があります。このカンガルー、名古屋の動物園からお嫁さんをもらい、すぐゴールイン。でも、生まれて来た子供を良く調べると、元彼の子供だったのです。しかし、彼はそんな小さなことはどうでもいいのです。この奥さんとの間にも子供ができましたが、わけ隔てなく愛情をそそぐ子煩悩なお父さんでした。そして、そのお父さんが最近、9歳(人間に換算すると70歳代)で亡くなったと、伝えていました。 映像を見ている限り、内情までは分かりませんが、暖かい家族に見えます。果たして、人間の世界はどうなんでしょう。幼児虐待、高齢者虐待などなど、聞いていてやるせないニュースが後を絶ちません。今、家庭の中ではなにが起きているのでしょうか。力のない弱い者が次から次へと犠牲になっています。家族間の愛情、優しさ、忍耐、辛抱はどこへ行ってしまったのか。ゆずはまだ結婚はしていませんが、この親父カンガルーを見てつくづく考えさせられました。そして、もし結婚するならこんな親父がいいなと思いました。親父カンガルーのハッチさん、天国からも奥さんと子供のことを見守ってあげて下さいね!


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