きのう昼の再放送を見た。原作の森村誠一先生も主演の村上弘明も好きだが、このシリーズはちょっと乱暴だなと感じている。村上は明らかに不良刑事だ。捜査から外されてもフツーだろう。
しかし、あくまでも自説を曲げず、ひとりで捜査する。
結果、村上の読み通りの結末となったが、支えているのは上司の加藤剛だ。
数年前の作品だろうが、ずいぶん老けた印象を持った。村上は出世しないだろうが、そんなことに関心はなさそう。しかし、森村先生はいろんな作風もつね。前に会う機会があったときにそういうこと言うと、「多作は多作なんだけど、どうしても以前に書いたのと似ている小説になっちゃうんだよね」とおっしゃっていた。貴重なサインをもらってうれかったがね。
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