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早起きは三文の徳

吉宗と芸者・岡まゆみ

 「暴れん坊将軍」、岡まゆみ、美しかった。オールド域な方なら分かろうが、「まんがはじめて物語」に長く出演したりして、オレは当時から好きだった。出演当時は30代なかばだったろうが、相変わらずだった。

 芸者として吉宗と出会う。しかし、訳ありと見た吉宗は、「お前には別の顔があるだろう。俺は味方だ。話してくれ」と言う。岡は実は出雲の小藩の家臣で、大目付に賄賂を要求されたときに藩主が断ったことで意地悪をされ、藩主は自刃していた。その仇討ちを狙っていたのだ。

 大目付の悪事はすぐに御庭番(密偵)の調べですぐわかる。

(茜・入江まゆ子)

 岡は吉宗とともに大目付の屋敷に乗り込み、御庭番の助けもあり、仇討ちを果たす。

 後日、吉宗に「また会ってくれるよな」と言われるが、徳田新之助が吉宗と知った岡は故郷に帰る。ナレーションの若山弦蔵さんは「吉宗のはかない恋だった」と言っていた。

 吉宗、側近から早く御台(妻)を迎えるように口酸っぱく言われているが、恋はしている。事実上のプロポーズだったね。


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