「暴れん坊将軍」、ゲスト女優はオレの好きな野村真美さん(おくみ)だった。今でもすごくキレイだけど、20歳中ごろのこのころは、また違う美しさを出していた。
越後・糸魚川藩は小藩ながら、徳川家の親戚筋に当たり、三つ葉葵の家紋を使っているほどだ。そこで藩主の病気をいいことに家老が悪事を働いていた。姫川というところで当時はとても高価で取り引きされていた翡翠(ひすい)の利権を独り占めしようとする家老が、村民が神社の建て替えのために蓄えていた翡翠を神社から強奪して放火したのが始まりだった。ここに嫁に来て12日目だったおくみは夫も失った。すぐに現地を押さえる郡奉行を疑い、江戸に出て悪事を幕府に申し立てようとした。
江戸の長屋で知り合った大工の亀吉(加藤純平)といい仲になったおくみは、亀吉が今度請け負うことになった糸魚川藩の江戸上屋敷の図版を見ると、動き出す。
同時に、おくみは徳田新之助(吉宗)に地元の窮状を訴える。
ここの蔵に強奪した翡翠が隠されていると直感したおくみは一人乗り込むが、見つかってしまう。
そこはそこ。御庭番(密偵、忍者)から情報を得ていた吉宗が乗り込み、証拠品を押さえたうえ、糸魚川藩上屋敷に乗り込み、楽々成敗。
おくみは亀吉と一緒になり、越後に戻ることになった。
野村真美さんは映画「吉原炎上」で当時若かったオレには強烈な存在だったが、その後もいろいろ活躍なさっただろう。オレにとっては2時間サスペンスでの出番を楽しみにしていた。まだ若いから、これからも活躍して欲しい。
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