見ているほうからすれば、奇跡としか言いようがない。パリオリンピック出場権がかかるバスケットボールW杯順位決定ラウンドで、世界ランク36位の日本が同17位のベネズエラに信じられないような大逆転勝ちを収めた。
逆転の立役者・比江島(読売新聞より)
日本は、第1Qから苦戦を強いられた。得意なはずの3ポイントはゴールに嫌われ、切り込んでのシュートも跳ね返された。それでも、河村、富樫のスピードには”何か”を感じさせるものもあった。しかし、第3Qが終わったときには53-62。フツーなら「やっぱね」とあきらめるだろう。さらに第4Qでリードは広がり、8分12秒を残して15点差までつけられた。 しかし、ここからだった。比江島が3ポイントを連発、ゴール下に切り込んでのシュートも決め、渡辺やホーキンソンもかすんでしまいそうな勢いで逆転、逆に9点差をつけて勝利した。比江島はチーム最年長の33歳。試合後にはミックスゾーンで「ベテランとしてチームを助けたかった」と、当然のことのように話した。
バスケは、展開が早く、見ているほうも引き込まれる。まあ、卓球やバレーボールもそうだが、逆転の可能性を最後まで残しているスポーツだなと改めて思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます