凡夫の日常

日々の思いと出来事をつらつらと。おでかけしたりご飯食べたり、神社仏閣行ったり、そんな生活の独り言収拾録。

勇気を出して入ってみるべし

2024-12-24 10:57:00 | 着物生活
着物についてのど初心者成長記であります。

最近近場の着物を扱うお店に勇気を出して入ってみる作戦を決行しています。
催事に誘われたら行ってみたり。

店員さんとあれこれ話してみると、色んな気づきがありますね。
警戒ポイントや流されてはまずいポイントとか探りながらの会話…普通の服屋ではなかなか味わえない緊張感溢れる感じもなかなかに新鮮です。

作家先生の凄いやつを凄い値段で提示して、「今ならお仕立て代込みでこれで…」とそっと電卓見せてきたり、問屋さんから離れて「これはうちの店の買取の分なので値段はもっと抑えられますよ」と小声で言われたり。
いやー、物の値段て何なんでしょうね⁈
なんで140万が50万になるの?
意味わかんねぇ!
現代日本で庶民がこんな買い物方法体験出来るのって着物の世界くらいと違う⁈

母の着物はもうちょっと考えて手を入れたなぁと思うようなこともあります。
一店舗でガーッとやっちゃったけど、数店舗に分けて持ち込んでみれば良かったかなぁ、とか。

お店の傾向もあれこれあるようです。  
ちゃんとした正統派、多少のことは気にすんな派、紐はいっぱい使っとけ派、紐は2本あれば着れるわよ派、たまにはプレタもいいわよ派、プレタなんぞ見せもしないぞ派、いやはや面白い。

その中で共通するのは
・自分サイズに作った良いものは本当に着やすいからいずれは作ってみるといい
ですね。

プレタが気軽に手に取れる雰囲気にならないのは何故か不思議だったのですが、ようやく合点がいきました。
品物の良さ云々ももちろんあるけど、自分にきちんと合うサイズは圧倒的に着付けしやすいってのがあるようです。 
あと、変に楽すぎて練習にならないらしいです。

「練習としてプレタを気倒したい」というのは無しらしいです。
「他の着物が難しく感じるから練習するなら正絹が良い」そうです。
納得。

でも天気が悪くて雨降りそうだけど着物で行きたい、みたいなときに1枚あると便利よプレタ、と教えてもらいました。

そういうアドバイスもくれる店員さんも居れば、まったく教えてくれない人も居る。

あれこれ勇気を出してのぞいて見て、おしゃべりしてみて、経験値を積んでいかねば、の世界です。

画像は母の着物で処分したもの。
柄の古さとか、その辺はまだまだわからないです。
経験値必要!

今日いち-2024年12月19日

2024-12-19 20:44:48 | 日記
六郷満山巡礼。
やっぱり国東半島は良いなぁ。大好き。
勝手な願いかもだけど、出来れば観光地化しないで祈りの場として在ってほしいなぁ。

長襦袢に正解が!

2024-12-18 20:38:00 | 着物生活
はい、き楽っく優勝!
同率優勝、くるりさんのTシャツタイプのやつ!
もう多分これ以上の素敵アイテム無いと思う!

き楽っくは半衿がファスナーで付け変えられるとか、袖がマジックテープで変えられるとか「これはあったら便利」が本気搭載なのが素晴らしいです。
もちろん衣紋が綺麗に抜けるのも。

紙人形はそこんとこ無いのが惜しい。
あと値段的にもそういう工夫無い割に高めなのも、ちょっとな。
でもちらっと見える部分が綺麗なので1枚持っていれば何かと安心かもしれません。
衣紋ぬけるし。
(そこんとこが一番大事)

着物屋くるりさんのTシャツタイプ、ワンピースタイプのは、普段着的にちょっと短めな着物を着ようと思う人間には最適解!
衣紋もがっつり抜けちゃう!
これで半衿が付け替えられたりしたら最強かもです。
衿元をマジックテープで固定とか天才の所業ですよ。
それそれ、それが欲しかったのよ!

長襦袢を紐で固定しなくていい、衿元をコーリンベルトで固定しなくていい、と紐の数をうんと減らすことができるので着た時の苦しさも半減だと思います。
天才…。
着物屋くるりさん、眩しい。
救世主…。
ここのことをXで呟いてくれたバンドマン、ありがとう。

そんなこんなで長襦袢問題に片がつきそうな予感です。

お次は店との付き合い方かなー。
もうすぐ催事シーズン。
店からの圧がすごいわー。
こわいわー。

画像はまたしても母の着物。
これは帯に作り替えました。

名古屋帯、自分で締められるようにならんといかんな。
まだ気分は半幅帯で十分、なのでぼちぼちやっていこうかな。



さすがは令和、ありがたい!

2024-12-15 09:09:00 | 着物生活
先日嘆いた長襦袢問題。
何か良いものはないかとネットをゴリゴリ見ていきました。

…世は令和であった。
色々考えてくれてる人、居たわ!

ワンピース長襦袢、Tシャツ長襦袢、おもしろい!

ちゃんとした着付けしてちゃんとしたところに出たい人からは怒られそうだけど、本当に普段着街着、サイズ合わない昭和の着物活用民なら全然問題なし!

…そんな私でもうそつき衿はなんか抵抗あるんですよね。
あの、胸の前でバッテンつくる見てくれがどうにも好きになれないという。

それぞれがそう気軽にバンバン買う価格帯のものとは思えないので少しずつ買っていって最適解を出そうと思います。

ここにきて何となく自分の目指したい方向が固まってきたような。

うちは子供が男の子だけだし高価な着物は買ったところで後が困るに決まってます。
帯にしてもそう。
もう着倒す、私亡き後は全て捨ててしまって惜しくないものを楽しむ、それが目標ですね。

ちゃんとしたところに着物を着ていきたかったらレンタル一択かと。
だって季節とか年齢とかその時に相応しいものをそれなりの値段で手持ちで揃えてたら借金生活ですよ。
そんなの気持ち良い着物生活にはならないと思う。

てなわけで、可能な限り手を抜いた長襦袢の正解を遠慮なく探していこうと思います。
ある程度ちゃんとしてるのは紙人形とき楽っくがあるから大丈夫だもんね!

画像は母の着物。
ホント作るの好きだったのね!
しみじみそう思います。







地獄の長襦袢道

2024-12-13 21:00:00 | 着物生活
着物で一番の難敵は長襦袢。
ぶっちゃけ長襦袢さえ着られればあとは何とでもなる、そんな気持ちになっています。

なんだ長襦袢て。
令和の世になんて非効率な!
衣紋を抜け⁈
物理原則に反してない?その着方!
誰だ、女は衿んとこ抜いた方がいいなんて考えたやつ!
ちょっと出てこい!
そして、もっとこう、あるでしょうよ、アップデートしてこうよ、簡単なやり方にさぁ⁈
衿と衿のとこ、いっそスナップとかつけちゃわない?

今現在、そんな気持ちでいっぱいです。

ぶっちゃけ長襦袢に関しては本当に迷走中です。

襟付き着物スリップ…。
普通の長襦袢…。

そんな最中に出会ったのが、着付けを習ってる店じゃないとこで教えてもらった「紙人形」。
ツルッと着るだけで衣紋がぬけちゃう特許仕様!
これで初心者も着物へのハードルがぐっと下がります!そんな謳い文句です。

しかし、高くそびえるお値段というハードル。
高ぇな、おい!
着物はいちいち小物が高いと思ってたけど長襦袢もなかなか恐ろしいことになっておるのね…。

しかし、本気で困っていたので私は手を出しましたよ。
もう一生これ着てやる、くらいの気持ちで。

今、それで練習してるんですけどねぇ。

衿がですねぇ。
抜けますよ、ええ、ほんと。

でもねぇ。
きちっと寝てくれないよ!
なんか寝てくんないのよ、なして⁈
衣紋は抜けてるけど、もちょっと寝てほしいの!

こう…体にまだ馴染んでないのね、とも思うんですよ。
ひたすら着て馴染ませるしかなかろうよ、と。

ああ、長襦袢。
早く令和の世に追いついて…。
アナタまだ平成くらいよ…。
もっと便利になれるはずよ、ぶきっちょを救う手立てを考えられるはず!

今はたかはし着物工房さんのカタログをガン見しつつ、やけくそでポチったき楽っく到着を待っております。

あとはもう少し痩せるのと、胸を抑える下着でだいぶ問題が解決する感が。
来月…たかはし着物工房さんにお世話になろうかいと思っています。

画像は母の長襦袢。
昔はこういうピンクのが多かったそうな。
私が嫁入り道具で持たされたのもピンク色でした。
お店の人に「案外長襦袢て人がチェックしてるんですよー。ピンク色のだとああ、娘時代に作った最初の襦袢だな、とかね」と言われて戦慄。
やだー、着物道こわいー!