DQX蠍会備忘録(2020年9月~)

マリオ3の開幕クリボーで死ぬ人ですが、ドラクエ10のエンドコンテンツ系プレイヤーイベント主催者を始めました

※このカテゴリーはフィクションかも※Love001

2005年01月10日 02時50分15秒 | 擬似恋愛
 恋に落ちる感覚って分かる?全力で走った後に身体中が発熱しているような、風邪をひいて微熱が出ているような、ボーっとする感覚。今の私がそんな感じ。全く予想もしていなかった人に微熱を上げている。彼を想うだけで赤面してしまいそうな気持ちになる。彼には相手がいるのにね。絶対に奪えないと分かっていて、奪ってしまいたいと思う。自分のこんな性格が嫌だ。だって、彼はそんなこと望んでいないのだから。

 あの日、ちょっと寂しくて真夜中に電話をかけた。友人達のメモリを眺めながら通話ボタンを押した。誰だって寝ている時間だから、誰も出てくれなかった。そんなことは分かりきっていたし、期待なんてしていなかった。ううん、期待していないフリをしてた。でも、彼だけは携帯電話の通話ボタンを押してくれたんだ。優しい声に包まれて、独りぼっちだと思っていた心が落ち着きを取り戻した。声を聞けただけで嬉しかったのに、そのまま夜景を見に連れて行ってくれたよね。函館で見た100万ドルの夜景よりも綺麗に見えたよ。私の全てを捧げたくなるほど感動しちゃった。

 そう。先輩・・・、私は貴方に恋をしてしまいました。