「ヒメコバチ」という輩のおかげで日の目を見なかったデイゴの花が、数年ぶりに島のあちこちで咲いています。
毎年毎年当たり前に咲いていた頃は、「ボトッと落ちる花の掃除が大変」、「デイゴの花がたくさん咲く年には、大きな台風が来る」なんて何気にいつもあるものはなかなか感謝されない憂き目もあったのですが、ひさしぶるに見ると「やっぱりきれいだな」なんて思ったりします。
数年ぶりに開花できたのは、根気よく薬剤注入をしてくれた方々のおかげ。「いつもあるものでなかなか感謝されない」ものには、台風から家屋を守ってくれる「フクギ」もあって、こちらもボトッと落ちる実がだんだん溜まってイイ匂いがするからなのですが、将来はまた誰かが遺伝子組み換えかなんかで「実の落ちないフクギ」を作ってくれないかなと思いつつ、そんなことは多分ないので「台風の多い石垣島では鉄筋コンクリート造がいいですよ」なんて
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オチがなかなか思いつかないので、おわり。