「息子よ墓をつくれ」と亡くなった父に言われて早や4年。
石垣の職人さんたちの言葉にあるように「大工のうちはいつまでも直らない」(他人の家ばかりやって、自分の家は手が回らない)、後回しに後回しにしていたのですが、4年に一度のユンヂチという事もあり、そろそろと手を付けることにしました。
と、思い立ったのが今年の5月頃。図書館に行って作り方を調べると、沖縄の墓の歴史はおおざっぱに500年くらいだそうです。(一冊しか読んでないので本当かどうかは定かではありません)。
その前は山や海の目立たないところに、隠すように葬っていたようです。
なので、思い切って思うように作ってみることにしました。
墓の大まかな形状は、弟と相談して内々で決定。それでも家族や親戚のみなさんに了解を得る必要があるので、旧盆の間に急いで模型を作りました。
↓大慌てで墓の模型を作る動画
お墓自体は単純な形状ですが、難しかったのは傾斜した土地に対しての外構計画。
ご先祖様をもてなすのも忘れ、旧盆の一日半を模型作りにあてました。
おかげさまで皆様の了解も頂き、今は無事に作図中です。