
あの時感じた愛の形
曖昧ではないあの歓喜
孤独では無く
繋がりでも無く
1人ぼっちでも無く
全体でも無い
そこに在る潔さに似た
表現出来ない景色
そう
表現出来ない
感じとるだけ
できるだけ穏やかな心で
目を閉じて
呼吸を深く
眠気の手前
意識の届く範囲
扉は開く
言葉は素敵だけど
そんなカッコつけた表現より
優しい
瞑想とよぶには仰々しい
寒い朝 コンビニのカフェオレよりあったかくて
あの人の低い声より
心の奥深くに響く
あの時感じた愛の形
曖昧ではないあの歓喜
全てが愛の形だと気づいたその時から
言葉はどんどん少なくなって
迷いの無い風に吹かれて
苦しかった人生が間違いではないと腑に落ちる
あの時感じた愛の形
曖昧ではないあの歓喜